「常陸大津の御船祭(おふねまつり)」は、茨城県北茨城市大津町、佐波波地祇(さわわちぎ)神社の春の例大祭。海上の安全と大漁を願いを込めて、五年に一度開催されます。
華やかな装飾の木造船「大漁丸」を、左右に揺らしながら約500人(300人?)の手で引くという、勇壮なお祭り。その魅力について、御舟祭保存会の鈴木さんにお話を伺いました。
大津町は、カレイやアンコウなどが獲れる良港として知られる漁師の町です。その町で五年に一度行われる、勇壮なお祭が「常陸大津の御舟祭」です。
美しい装飾を施した木造船「大漁丸」がソロバンと呼ばれる木枠の上を滑走します。
車輪がないので、ソロバンと船底がこすれ、木が焦げるにおいも迫力満点です。
水主(かこ)や御囃子連によ ...