春になってあちらこちらで桜が咲き始めると、そわそわと心が踊り出し、友人や恋人、家族とお花見に出掛けたくなりませんか?
お花見は、古くから日本人が親しんできた行事です。その歴史や由来などを知れば、さらにお花見が感慨深いものになりますよ。
お花見の歴史は長い!
始まりは「お花見=梅の花」だった
お花見は、奈良時代の貴族が始めた行事と言われており、当初は中国から伝来した梅の花を観賞するものだったようです。
平安時代に入り、お花見の花が梅から桜へと移り変わっていきました。桜の花でのお花見の起源は、「日本後紀」によると、嵯峨天皇が催した「花宴の節」という宴であると記されています。