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素朴で古式ゆかしい舞楽 遠州の地に伝わる小國神社 十二段舞楽とは

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遠江の国に鎮座する小國神社の歴史とは

遠江國一宮 小國(おくに)神社の御祭神は大国主命。創祀は社伝によると、人皇第29代欽明天皇の御代16年(555年)2月18日に本宮山に御神霊が鎮斎せられ、後に都より勅使が差遺せられ本宮山麓約6kmの現在地に社殿を造営しました。社殿は明治15年3月の火災により焼失しましたが、明治19年に大社造の本殿で復興されました。焼失する前の社殿は、天平3年(1575)武田方との合戦に勝利をした徳川家康が、御本殿の造営、拝殿・楼門を再建され、江戸時代にも歴代の将軍が社殿の造営や営繕、社領の寄進を行っています。

 


[小國神社の拝殿と舞殿]

天宮神社と対をなす十二段舞楽

 

十二段舞楽は、文武天皇元年(701年)の勅使奉幣の際、奉奏され1300年余もの間継承さ ...

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