春といえば桜、桜といえばお花見ですよね。でも、毎年同じ景色を見ていてなんだか飽きてしまった。そんなあなたに、西日本の玄関口である大阪駅の中心地から、電車で1時間ほどのエリアにあるお花見スポットを紹介します!普段はなんてことない風景でも、春の訪れとともに表情を一変させますよ。
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【京都府】嵐電:幻想的な桜のトンネルが観光客の目を楽しませる
京福電気鉄道嵐山線・北野線(通称:嵐電)の車内には、この時期にしか見られない「嵐電桜のトンネル」を一目見ようと多くの観光客で溢れかえります。例年の見頃は3月下旬~4月上旬。嵐電北野線「鳴滝」駅~「宇多野」駅間の約200mに渡り、およそ70本のソメイヨシノが線路脇をピンク一色に染めます。
阪急線・大阪梅田駅から西院(さいいん)駅で嵐電に乗り換え電車で1時間。桜並木から顔を出すレトロな車両に乗って、ロマンティックなひと時を過ごしてみては?
【京都府】保津峡:人気のトロッコ列車で桜広がる渓谷を一望!
JR大阪駅からJR嵯峨(さが)嵐山駅まで1時間弱。隣接するトロッコ嵯峨駅では、毎年春から秋にかけて、クラシックな雰囲気のトロッコ列車が運行しています。オフィスジャングルから少し足を伸ばせば、隆々とした大きな岩や緑いっぱいの山々、清らかに流れる川、ピンク色の桜たちが来訪者をおもてなしします。
ちょっとリッチな座席であれば、窓ガラスのないオープン車両に乗車が可能です。
【京都府】淀川河川公園背割堤地区:日本屈指の花見スポット!
京阪電車・石清水八幡宮駅から徒歩10分の場所に、約220本の花びらを付けたソメイヨシノが1.4kmにわたって咲いている淀川河川公園背割提地区(よどがわかせんこうえんせわりていちく)があります。例年3月下旬~4月上旬の開花時期には「背割提さくらまつり」が開催され、毎年45万人もの人々が訪れています。
※2020年の「背割提さくらまつり」は中止が決定致しました。
JR大阪駅から乗車時間を含めて1時間以内で行ける、日本屈指のお花見スポットを訪れてみては?
【大阪府】万博記念公園:「太陽の塔」を囲う5,000本の桜
阪急線・大阪梅田駅から40分で、1970年に開催された万博博覧会のシンボル「太陽の塔」がそびえ立つ万博記念公園駅に到着です。桜の見頃を迎える3月下旬~4月上旬にかけて、ソメイヨシノを含めた約5,000本の桜木がお出迎えします。
万博記念公園のすぐそばには、高さ123mの日本一の大観覧車があります。乗車時間の約18分、太陽の塔と桜が織り成す贅沢なパノラマを独占できますよ。
【兵庫県】姫路城:国宝姫路城の風情ある桜景色に酔いしれる
真っ白の外壁に貫禄のある天守閣が見守る世界文化遺産・国宝「姫路城」は、毎年3月下旬~4月上旬にかけて桜の見頃を迎えます。「日本さくらの名所100選」の一つである姫路城には、内堀内に1,000本のソメイヨシノ、西の丸庭園にはシダレザクラが植えられています。風情ある姫路城と桜景色のコントラストは相性抜群です。
JR大阪駅から新幹線なら1時間。国宝・姫路城の最寄り駅である姫路へ、ぷらっと足を運んでみましょう。
まとめ
今回は、大阪の中心地から電車で1時間ほどのエリアにあるお花見スポットをご紹介しました。「桜のトンネル」「観覧車からお花見」「お城と桜」、どれもロマンティックですよね。たまには電車でちょこっとお出かけして、「団子より花」でお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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