世阿弥作・能楽「西行桜」に『花見にと群れつつ人の来るのみぞ あたら桜の咎(とが)にはありける』という一節があります。平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて、日本の歌人であった西行という法師が詠んだ歌と言われていますが、このような歌は昔から多く詠まれて来ました。昔から桜を愛でるのは私たち日本人のDNA なのでしょうか。かく言うライターも用事があって訪れた国分寺市役所の庁舎に咲いている桜を見て、思わず取材させて下さいと市役所にお願いしてしまいました。その足で小平市、国立市にある桜の名所にも行って参りましたので、2021年3月17日の桜の模様をレポートいたします。
国分寺市役所はJR国分寺駅から西武国分寺線へ乗り換えて1駅の恋ヶ窪駅の近くに ...