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ゆかた製造卸「三勝」が2022年の新作浴衣を発表 「蜻蛉」柄と「薊」柄 の復刻デザインも

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ゆかた製造卸「三勝(さんかつ)」(東京都中央区)が運営する「三勝ゆかた博物館」が、2022年の新作ゆかたを発表した。同社が所蔵するアーカイブ柄の中から「蜻蛉(とんぼ)」柄と「薊(あざみ)」柄 のデザインも復刻する。

今回は、300 種類のゆかた反物を用意する。2022年の新作の目玉は、同社が展開する「江戸元禄」シリーズの一つになる「荷宝蔵(にたからぐら)壁のむだ書き」ゆかた。江戸時代末期の浮世絵師・歌川国芳(うたがわくによし)のむだ書き(落書き)をモチーフとしたデザインとなっている。

「荷宝蔵壁のむだ書き」について、代表取締役の天野美香子さんは、「ゆかたのデザインは、時代を映す鏡だと言われるため、コロナ禍という時代を反映するようなデザインを考えていた」と話す。その上で、「歌川国芳が ...

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