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【三渓園観梅会】和の情緒を漂わせ重要文化財の古建築に溶け合う早春の花

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生糸貿易によって財を成した原三溪によって造園された三渓園

江戸時代に大名がこぞって庭園を造ったことによって、日本の造園技術が進歩しました。明治時代以降になると事業に成功した実業家が庭園を造るようになりました。横浜市南東部の本牧地区に広がる三溪園は、生糸貿易によって財を成した原三溪によって造園され、1906年に公開されたのです。園内には約500本の梅が植樹され、例年2月中旬から下旬には早春の彩りでつつまれ、「観梅会」が開催されています。2021年は2月14日~28日の期間が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染防止のため各種のイベントは全て中止となりました。

三溪園の正門

三溪園の園内マップ

歴史的に価値の高い建造物が移築された三渓園

三溪園の造園の際、原三溪は京都や鎌倉などか ...

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