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盛岡が躍る熱い夏!2023年「盛岡さんさ踊り」完全復活!響け「サッコラ」!

2023/7/27
2024/6/17
盛岡が躍る熱い夏!2023年「盛岡さんさ踊り」完全復活!響け「サッコラ」!

2023年8月1日から4日の日程で、岩手県盛岡市で「盛岡さんさ踊り」が行われます。

ギネス記録も持つ東北を代表する祭で、街は大いに賑わいます。

この記事では、3年ぶりの開催となった2022年の開催レポートとともに、2023年の開催情報をお届けします!

3年ぶりの「さんさ踊り」♪

2022年8月1日、18時スタートの狼煙とともに、3年ぶりの「盛岡さんさ踊り」がスタートしました。3年ぶりの開催でしたが、沿道はたくさんの見物客であふれ、盛岡の短い夏の訪れを感じました。こちらの記事では、お祭り当日の様子をレポートでお届けします。

コロナ対策も万全!さんさパレード開始

例年であれば5列や6列にもなる太鼓と踊りのパレードですが、今年は、感染症対策を講じて、3列とし、前後の間隔も広く取って行いました。拡張された沿道の観覧エリアでは、久しぶりの太鼓の音に、参加者も見物客も笑顔があふれていました。

盛岡さんさ踊りコロナ対策で団体ごとに間隔を例年よりあけています。

お祭り最大の見どころといえば、太鼓のパレード。久しぶりの太鼓の音が体に響きます。しなやかな踊りと一体化して見物客を魅了します。

盛岡さんさ踊り3年振りのさんさ踊りの太鼓にも力が入ります。

踊り子はバラエティ豊か!幼稚園や小学校のちびっこチームのほか、専門学生や大学生の学生チーム、社会人を中心とした企業・地域・保存会など、多くの団体がパレードには参加しています。

さんさ踊り盛岡市の友好都市である沖縄県のうるま市の皆さんも楽しそうに踊っていました。

岩手のご当地ヒーロー「ガンライザー」も登場し、盛岡さんさ踊りを盛り上げます。

「ガンライザー」は、2011年の東日本大震災を機に岩手を照らす正義の味方として登場しました。

左が「ガンライザー」で、肩にあるのは岩手の名産品「南部鉄器」。そして右は敵のパッカー大佐です。子供たちならず、大人からも声援が送られていました。

さんさ踊り地元のヒーロー「ガンライザー」たちも参加

そして、パレードの花形とも言える、エレクトリックカー。この車の上で踊るのは、踊り手のあこがれでもあります。

盛岡さんさ踊り電飾飾りは目を引きます。

3年ぶりの開催となった盛岡さんさ踊りは、感染症対策もあり「サッコラチョイワヤッセー」の掛け声は控えめでしたが、力強い太鼓の音と笑顔あふれる踊りに、沿道からの大きな拍手やカメラのシャッター音が止まりません。

「サッコラ チョイワヤッセ」という掛け声のサッコラは、漢字では「幸呼来」と書き、幸せを呼ぶという意味があります。参加する人だけでなく見ている人の幸せも願う盛岡さんさ踊り。今回も多くの人に笑顔と幸せを届けてくれました。

さんさ踊り今年はいつにもまして参加する方々の笑顔がすばらしかった。こちらは盛岡市のお隣八幡平市の皆様

祭りを盛り上げる屋台の賑わい

さんさ踊り

会場近くの岩手公園や櫻山神社の周りにもたくさんの屋台がでていました。焼きたての海鮮やお肉などいいにおいに誘われて、祭りの気分も上がります。

さんさ踊り屋台の周りにはたくさんのひとであふれます。

子どもたちも屋台で手に入れた食べ物や景品で、お祭り気分も最高潮!

尚、感染症対策により、決まった場所での飲食、お持ち帰りの販売を行っていました。

さんさ踊りと合わせて見にいきたい盛岡七夕まつり

近くの肴町商店街では、365メートルのアーケードで「盛岡七夕まつり」も開催していました。例年、8月4日から7日まで行っているのですが、今年は「盛岡さんさ踊り」が3年ぶりに開催となり、盛岡七夕まつりも1日から3日までの前半をプレ期間、4日から7日までを本開催とし、例年より期間が長い全7日間の開催となりました。

盛岡七夕まつりコロナ対策で人の手が届かないように飾りつけしています

感染症対策として、七夕飾りの吹き流しを短めにして例年より少なめの40本の飾りがアーケードを彩りました。電動で動くといった凝ったものはありませんでしたが、より風情のある手作り感あふれるものが多かった様に感じました。

盛岡七夕まつり七夕祭りの入り口は地元の魚屋と回転寿司を営む「田清」さん

【盛岡七夕祭りとは】
明治時代中ごろの七夕行事の記録には「町家ごとに笹竹をたてた。」とあります。近くの山から切ってきたものに子供たちが色紙を短冊などに切って、天の川や願いごとを書いた素朴で簡単な飾りでした。現在のように商店街全体で七夕飾りを飾って七夕祭りを開催するようになったのは、太平洋戦争後、仙台七夕まつりの影響を受けてからだといわれています。商店街を盛り上げるため、また、日ごろのお客様への感謝の形として今も行われています。

まとめ

さんさ踊りも大いに盛り上がりを見せましたが、今年は感染症対策もあり、祭りを盛り上げる「幸呼来」で幸せを呼ぶ「サッコラ チョイワヤッセ」の大きな掛け声はありませんでした。それでも、3年振りの盛岡さんさ踊りの太鼓や踊りにたくさんの拍手が送られていました。参加された皆さんの充実した笑顔で、見ている私たち見物客もたくさんの幸せをいただきました。
来年は、コロナが収まって、フルサイズのお祭りができることを願っています。

さんさ踊り写真は以前のものですが、今年参加できなかった皆様も来年参加出来ますように願いを込めて。素敵な笑顔をお届け!

2023年の開催情報!

【盛岡さんさ踊り 開催概要】

日程: 8月1日(火)〜4日(金)

会場:
①主会場:中央通会場(パレード:岩手県公会堂前~映画館通り)

(岩手県盛岡市中央通)

※雨天中止の場合:盛岡市民文化ホール(マリオス)

②サブ会場:盛岡市民文化ホール(マリオス)

(岩手県盛岡市盛岡駅西通2-9-1)

※有料チケットが必要です。

主な行事内容
【主会場:盛岡市中央通】

8月1日~4日 18時~21時
※当日の進行により、終了時刻が早まる場合があります。

◎ パレード前伝統さんさ輪踊り

◎ 魅せるさんさパレード・第1部

(1)先導パレード(8月1日のみ)
(2)ミスさんさ踊り・さんさ太鼓連パレード
(3)踊り集団パレード(第1~4集団)

◎ 魅せるさんさパレード・第2部

(1)伝統さんさ踊りパレード
(2)踊り集団パレード(第5~6集団)
(3)花車と一般参加者パレード
(4)『さんさおへれんせ集団パレード』(各日)

◎ 愉しむさんさ輪踊り

◎ 特別プログラム

『世界一の太鼓大パレード』(8月4日)

『大輪踊り(だい わおどり)』(8月4日)

※小雨決行 天候そのほかの理由でパレードを中止する場合には、当日17時までに公式ブログと公式Twitterでお知らせ。

【盛岡七夕まつり 開催概要】
日時:2023年8月1日~7日
場所:岩手県盛岡市肴町商店街

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