2021年7月から9月にかけて行われた東京ビエンナーレ。期間中には多くの作品が展示、ワークショップなどが開催されました。その東京ビエンナーレに出展していたのが、銭湯山車巡行というパフォーマンス。東京で閉店してしまった銭湯の部品をあつめ、組み上げた山車(だし)で巡行(じゅんこう=祭礼で山車や行列が練り歩くこと)を行うというものです。主催したのは文京建築会ユース。
「銭湯の価値は一つじゃないんです。それを伝えるため、今回、山車そしてお祭りという形を取りました。」
と話すのは文京建築会ユース+銭湯山車巡行部・三文字昌也さん。
銭湯の価値とはなにか?そして銭湯山車巡行に込めた想い、そしてそれを実現するために行なった建築家ならではの工夫についてお話をお聞きしました。