平安時代の後期に京都の五条大橋で源義経と出会った弁慶は、生涯を義経に捧げたと伝わります。弁慶には数多くの伝説が残り、幼少期には兵庫県姫路市の書写山の圓教寺で修業を積んだとされています。姫路市の北西部に標高約370メートルの書写山が聳え、山肌は例年10月下旬から11月下旬にかけて紅葉で覆われ、「書写山・秋の探訪」が開催されています。2020年は10月31日~11月29日に行われました。「書写山・秋の探訪」の期間中には普段は公開されていない国・県指定の重要文化財が特別公開されます。
弁慶が幼少期に修業を積んだと伝わる書写山圓教寺の摩尼殿
2020年の「書写山・秋の探訪」のチラシ