初春に花を咲かせる梅は様々に加工され食品となり、食卓に味わいと香りを添えてくれます。国内で梅が最も栽培されているのは和歌山県ですが、これに次ぐ生産高を誇っているのは群馬県です。高崎市でも梅の栽培が盛んに行われ、群馬三大梅林の一つ榛名梅林では毎年「榛名の梅祭り」が開催され、2020年には3月15日(日)に行われました。
高崎の北西に聳える榛名山麓の上里見町エリアには、約400ヘクタールの敷地に約12万本の梅が育っています。なだらかな丘陵地帯は、例年3月上旬から下旬にかけて白一色の梅の花で埋め尽くされ、甘い梅の香りで包まれます。