川岸に桜並木が続く名所は全国各地にありますが、群馬県館林市ではその川に元気いっぱい「こいのぼり」が泳ぎ、絶景のコラボレーションが見られるお祭りが開催中です!
2023年は、3月25日~4月9日まで「さくらまつり」が行われ、その後「こいのぼりの里まつり」はこどもの日以降の5月15日まで続きます。市内の複数個所が会場となっていますが、鶴生田川(つるうだがわ)沿いの桜は3月24日には満開を迎え、現地では焼きそばや唐揚げなどグルメ屋台の出店も始まりました。
ここからは、昨年2022年の現地のお祭りの様子をお届けしますので、週末のお出かけの参考になさってください!
群馬・館林の祭り
春といえば桜!新生活のはじまるこの時期、やっぱりお花見がしたいですよね!今年の群馬県では、4月上旬から中旬にかけて満開を迎える場所が複数あります。そして群馬県南東部に位置する館林市では、なんと桜に合わせこいのぼりまで楽しめてしまうお祭りがあるんです!その名も「館林さくらとこいのぼりの里まつり」!
早速現地へ行ってきましたので、お祭りの様子をご紹介していきます!
名所を泳ぐ4000匹のこいのぼり
館林市内各所で開催されている、館林さくらとこいのぼりの里まつり。鶴生田川、近藤沼、旧つつじが岡パークイン、茂林寺川、多々良沼の5ヶ所で行われていますが、メインとなるのは市役所や文化施設、公園などに隣接した鶴生田川になります。
※2023年は旧つつじが岡パークインでの開催はありません
そしてこちらが、鶴生田川沿いに咲く満開のさくらと川上を泳ぐこいのぼりです!
ハスの名所として知られる城沼へ流れ込む鶴生田川沿いには約300本もの桜が植えられ、春の館林の見どころとなっています。対してその川の上を泳ぐこいのぼりは、初夏のはじまりを感じさせてくれるようで爽やかですね!
桜とこいのぼりの共演。美しいです!
桜並木はどこまでも続き、多くの方が散策をしていました。ぼんぼりでお祭りの雰囲気が出ているのも嬉しいですね!
※2023年のぼんぼりは、さくらまつりの期間中18:00~21:00まで点灯し、夜桜見物が楽しめます
本当にたくさんのこいのぼり。これだけ並んでいる光景は圧巻ですね!市内全域で、約4000匹が泳いでいるとのことです。
近くで見ると、かわいらしい顔をしています。
水面に映り込むこいのぼりも、どこか幻想的に見えてきますね。
この先に進むと城沼ですが、どこまでも見渡す限りのこいのぼりでした!
桜並木にグルメ屋台も!
満開の桜並木が広がる鶴生田川ですが、所々に公園があり、家族でも楽しみやすいのが嬉しい環境です!
そして公園の一部には、お祭りグルメを販売する屋台の出店もありました!じゃがバターに唐揚げに焼きそばと、定番グルメが並んで嬉しくなっちゃいますね!
県内の他のお祭りでもお馴染みですが、群馬名物もありますよ。焼きまんじゅうです!しかも自家製味噌仕立て!
お祭りグルメを堪能したら、続けて桜とこいのぼりをお楽しみください!
たぬきと共演!茂林寺川に泳ぐ鯉
会場を移しまして、ここからは茂林寺川のこいのぼりをご紹介!と、その前に、茂林寺と言えば”たぬき”です!なぜたぬきかと言うと、この地にある曹洞宗の寺院「茂林寺」が分福茶釜伝説の舞台として知られているから。茂林寺川にかかる橋の上にも、茶釜に扮したたぬきの姿がありました!
そしてこちらが茂林寺川の上を泳ぐこいのぼりです!
満開の桜に向かって泳ぐのは、気持ちよさそうですね!
こちらには菜の花も咲いていました!桜のピンクと菜の花の黄色、そしてカラフルなこいのぼりのコラボレーションが美しいです!
アクセス
■館林市内へのアクセス
東武鉄道(伊勢崎線・佐野線・小泉線)館林駅まで:上野からJR、東武伊勢崎線を乗り継ぎ約90分。熊谷から秩父鉄道、東武伊勢崎線を乗り継ぎ約45分。前橋からJR、東武伊勢崎線を乗り継ぎ約75分。
■市内から各会場へのアクセス
鶴生田川会場まで:館林駅から徒歩約20分。お車の場合、鶴生田川近くに複数の駐車場あり。
茂林寺川会場まで:茂林寺前駅より徒歩約10分(館林駅より東武伊勢崎線で1駅隣)。お車の場合、茂林寺公園駐車場あり。