北海道の初夏の風物詩「YOSAKOIソーラン祭り」が、6月8日（水）～6月12日（日）に3年振りに開催される。祭りを今後も維持させていくためにクラウドファンディングを実施している。
「YOSAKOIソーラン祭り」は、1992年から開催され、今年で31回目を迎える。例年、全国から約280チーム、2700人ほどが参加し、およそ200万人の観客を動員する。2020年6月は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でオンラインで実施。2021年6月は、中止になっていた。今年度は、北海道が示すイベント開催要件に基づき感染症予防対策を行いながら、3年振りに市街地での開催を目指している。
この祭りは高知県の「よさこい祭り」がルーツとなっており、よさこい祭りの「鳴子」と北海道民謡「ソーラン節」をミックスさせたオリジナリティあふれる演舞を楽しむことができることが特徴。「手に鳴子を持って踊ること」と「曲にソーラン節のフレーズを入れること」の2つが参加チームに課されたルール。踊り・曲・衣装は全て自由に決めることができる。
開催にあたり、クラウドファンディングを実施している。「万全の新型コロナウィルスへの感染予防対策を講じての開催を目指しYOSAKOIソーラン文化を紡ぎ、これから先も祭りを開催していくため」という思いがある。祭りを安心安全に開催するために、新型コロナ対策を万全にすることから例年以上の費用がかかっているという。
リターン品は、「第3１回を迎えたYOSAKOIソーラン祭りの初のクラウドファンディングのリターンをただの既製品にしたくない」という思いから体験型のリターンを設定した。踊り子と観客との一体感を醸成するための「オリジナルシリコンバンド（クラウドファンディング限定）」（3,500円）や「オリジナルシリコンバンド+オリジナルピンバッジ（30周年記念）」（5,000円）、「オリジナルシリコンバンド+オリジナルピンバッジ（30周年記念）+会場内お名前掲出（小）」（10,000円）などを用意する。
第31回YOSAKOIソーラン祭りを成功させたい！【北海道・札幌市】
「YOSAKOIソーラン祭り」期間中は、各会場で有料の桟敷席や特別観覧席で観覧できる他、テレビ番組やYouTube、「Hulu」でのインターネット配信でも観覧できる。クラウドファンディングは6月12日まで。
《第31回YOSAKOIソーラン祭り 開催概要》
【日程】2022年6月8日（水）～12日（日）
【主催】札幌市・札幌観光協会・札幌商工会議所・YOSAKOIソーラン祭り組織委員会
【主管】YOSAKOIソーラン祭り実行委員会
【共催】北海道新聞社・札幌テレビ放送・テレビ北海道
【後援】北海道・NHK札幌放送局・北海道教育委員会・札幌市教育委員会・北海道観光振興機構
北海道放送・北海道テレビ放送・北海道文化放送・エフエム北海道 ・FMノースウェーブ
【会場】大通公園をはじめとする札幌市内各会場
