日本遺産「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」を作った尾道石工の十八番“狛犬”に注目!

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尾道市は、文化庁が選定する日本遺産「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」に選ばれています。この町並みを構成する要素として見逃せないのが、石! 燈篭や手水鉢、鳥居、狛犬など、町を構成する美しい石造物を、尾道石工と呼ばれる人たちが作り上げてきました。

彼らが特に得意とするのは狛犬だったと言われています。そこで今回は、尾道石工が残した狛犬さんをピックアップします。きっと寺社巡りが楽しくなりますよ。

「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」とは

写真提供:栗山主税

尾道水道と花崗岩が露出する尾道三山(大宝山・摩尼山・瑠璃山)に囲まれた尾道市。実は多くの良質な石材に恵まれてきました。

「箱庭的」と言われるこの町の風景は、町が発展するにつれて建てられた社寺の周辺に、家々が密集して建ち並んだこと ...

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