こんにちは!食いしん坊ライターのカワグチです。我が家では、朝顔が今年も涼しげに咲いてくれました。輝く太陽がまぶしく感じる今日この頃ですが、読者諸兄姉におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。本日は、土用の丑の日。うなぎが苦手な方は、ちょっぴり寂しい思いをする日かもしれませんが、土用餅で、土用の丑の日を楽しみませんか。この記事では、シャトレーゼさんの土用餅をご紹介します。
そもそも「土用餅」とは?
ところで皆さま、土用餅ってご存じでしょうか。関東地方にお住まいの方は聞き慣れないかもしれませんね。筆者も土用餅を知ったのは2〜3年前のことです。
土用餅とは、関西や北陸地方を中心に、暑さが厳しい夏の土用の日にあんこ餅を食べて無病息災を願う風習。お餅は力餅、あんこに使う小豆(赤い色)は、邪気を祓い悪病・災難を退けるとされます。元々は宮中行事で、江戸時代にあんこ餅を食べる風習として広く伝わったそうですよ。
シャトレーゼの「土用餅」を実食!そのお味は?
販売期間は、7月20日~8月4日の季節限定商品。こしあんでお餅を包んだ和菓子です。
一つあたりの大きさはピンポン球くらい。少し小ぶりのおはぎといったところでしょうか。
こしあんは、しっとりとした優しい甘さ。お餅はやや粒が残る程度についた半殺し。飾り気のない素朴で上品な味わいなので、万人にオススメ出来ます。冷たい麦茶はもちろん、暖かい緑茶などお好みのお茶のお茶請けにいかかですか。
冷え!冷え!涼を感じ、無病息災を祈る京都の夏祭り
京都市左京区にある賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。賀茂川と高野川が交わる鴨川デルタに鎮座する神社で、下鴨神社と呼ばれ親しまれています。この、下鴨神社では毎年土用の丑の日を中心とした前後5日間(2022年は、7月22日〜31日)、御手洗祭(みたらし祭)が行われています。
御手洗祭は足つけ神事とも呼ばれる下鴨神社の夏の風物詩。土用の丑の日に合わせて御手洗池の清水に足をつけると疫病にかからないと言われ、早朝5:30から無病息災を祈る多くの參詣者が訪れます。
感の良い方はお気付きかもしれませんが、実はこの御手洗池がみたらし団子の発祥の地。下鴨神社周辺ではお団子が食べられるお店が複数ありますので、お祭りやお参りと合わせて食べてみてくださいね。
まとめ
この記事では、シャトレーゼさんの土用餅をご紹介しました。一年のなかでもっとも暑いこの時期。うなぎはちょっと苦手という方は、甘くて美味しいあんこ餅で精をつけ、夏の暑さを乗り切ってくださいね。最後までご覧いただきありがとうございました!