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岐阜県高山市の日本三大「美祭」!秋の「高山祭」と飛騨高山を楽しめるスポットをご紹介!

2023/10/7
2024/5/21
岐阜県高山市の日本三大「美祭」!秋の「高山祭」と飛騨高山を楽しめるスポットをご紹介!

2023年10月9日・10日の二日間、岐阜県高山市で「高山祭」が開催されます。

日本を代表する観光地、岐阜県高山市で毎年春と秋に開催される「高山祭」は、「動く陽明門」とも言われる豪華絢爛な屋台が古い街並みを曳き回されることで有名です。

日中に屋台が集結する様子や夜になると各屋台はそれぞれ約100個にもおよぶ提灯を灯し、艶やかに夜の闇を飾る景色は絶景で、京都の祇園祭・埼玉の秩父夜祭と並んで「日本三大曳山まつり」に数えられます。

2016年にはユネスコ世界文化遺産に登録されるなど日本を代表する高山祭を中心に、見どころ満載の飛騨高山を遊びつくすためのスポットをご紹介します!

(この記事は2022年公開の記事をもとにしています。2023年10月6日編集部更新)

Korkusung / Shutterstock.com

日本三大曳山祭り「高山祭」

「高山祭」は春の日枝神社の例祭(毎年4月14日・15日)と秋の櫻山八幡宮の例祭(毎年10月9日・10日)の2つを総称した呼び名です。

1710年代から屋台が登場するようになり、江戸時代の豪商達が競い合うように屋台の改修に金を出し飛騨の匠の流れを汲む工匠たちに技を競わせました。その結果、巧みな人形の動きを披露するからくり奉納や、仕掛けが施された戻し車などが登場して今の高山祭の盛り上がりに繋がっていきます。

高山祭の魅力の一つには「夜」があります。

豪華絢爛な高山祭の屋台は夜になるとおよそ100個の提灯に火を灯して、艶やかに夜の闇を飾ります。昼間とはまた違った景色を楽しむことができ、観光客からも人気が高いです。

秋の高山祭では「宵祭」と呼び10月9日の夜のみ行われます。

秋の高山祭では毎年10月9日・10日、安川通りの北側に11台の屋台が登場します。両日とも日中は全ての屋台が櫻山八幡宮の参道に集結しその細部の彫刻まで楽しむことが可能です。

また、9日午後に行われる「屋台曳き回し」は秋の高山祭でしか行われない行事であり、4台の屋台が小京都 高山の町並みを巡る姿を楽しむことができます。

高山祭の歴史が学べる「高山祭屋台会館」

飛騨高山で行われる祭りの中で最も大きなものは、春と秋の年2回開催される高山祭です。

2016年にユネスコ無形文化遺産に登録された高山祭の屋台行事。飛騨高山にはそれを常設展示で見る事ができる「高山祭屋台会館」があります。JR高山駅より徒歩20分程の所にあり、高山祭の見どころである絢爛豪華な祭屋台でお祭りの雰囲気を感じることができます。

高山祭屋台会館のコンセプトは保存展示です。通常、お祭りの屋台は傷まないように専門の蔵などで保存されます。お祭りの日だけしか華やかな屋台を目にすることができないのは、残念ですよね。そこで、高山祭屋台会館では、実物の屋台をいつでも目にしてもらいたいという想いから、温度・湿度・照明など、貴重な文化遺産である屋台が痛まないようさまざまな工夫を施すことで、常にその美しい姿を楽しめる環境を実現しています。

高山祭屋台会館は、高山祭のポイントや歴史をミュージアムにして伝えると共に、貴重な文化遺産の保存と展示を両立しています。飛騨高山に来訪した際は、高山祭屋台会館に足を運んでみてはいかがでしょうか。

江戸時代の古い町並みが軒を揃える「さんまち通り」

飛騨高山を代表する街並みが、高山市の上一之町から上三之町あたりの「さんまち」です。高山駅から徒歩12分ほどの場所にあり、江戸時代の古い街並みが今でも軒を連ねることで有名です。美しい通りには人力車も走り、あたかも江戸時代に来たかのような気分を味わえます。

さんまち通りには町家を利用した雑貨店やカフェなども立ち並びます。古き良き情緒を味わいながら、みたらし団子や肉まん、飛騨牛の握り寿司などの食べ歩きも楽しめます。工芸品のお店もあり、飛騨高山で古くから作られる「さるぼぼ」というお人形もお土産に人気です。

映画「君の名は。」で一躍有名になった「日枝神社」

ジブリ作品以外で興行収入が初めて100億円を突破した長編アニメーション映画「君の名は」。この映画の中で、主人公の一人、三葉が巫女として仕える「宮水神社」があります。この宮水神社のモデルと謳われる神社の内の一つが、「日枝神社」ではないかと言われています。

日枝神社は高山駅から徒歩20分ほどの、高山城跡がある石光山の麓にどっしりと構えています。別名が飛騨山王宮、日枝神社と呼ばれ、主祭神の大山咋神(おおやまくいのかみ)を祀る神社です。高山市民や氏子数2,700戸から崇拝される日枝神社は、山王さまとも呼ばれ親しまれています。

日枝神社は開運、家系繁栄、厄除け、諸産業繁栄のご利益があり、飛騨の澄み切った空気と境内に入れば、自然と心の落ち着きを取り戻すことのできるパワースポットです。

まとめ

高山祭で使われる屋台の豪華さは目を見張るものがあります。高山祭屋台会館では屋台を1年中見ることができますので、高山祭の雰囲気を楽しみつつ、江戸時代の古い町並みやパワースポットなどを巡ってみてはいかがでしょうか。

2023年の開催情報!

日程:2023年10月9日(月・祝)〜10日(火)

場所:櫻山八幡宮(岐阜県高山市桜町178)周辺

主なスケジュール:

<10月9日>
9:00頃 屋台曳き揃え(16:00頃まで)
12:00頃 からくり奉納
13:00頃 御神幸(15:00頃まで)
13:30頃 屋台曳き廻し(16:00頃まで)
14:00頃 からくり奉納
18:00頃 宵祭(21:00頃まで)

<10月10日>
8:30頃 御神幸(11:30頃まで)
9:00頃 屋台曳き揃え(16:00頃まで)
11:00頃 からくり奉納
13:00頃 からくり奉納
13:30頃 御神幸(16:00頃まで)

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