⑥吾妻公園(群馬県桐生市)
群馬県桐生市にある吾妻公園。こちらは「日本の機どころ」として知られる絹織物の産地を見下ろす標高約480メートルの吾妻山の麓に整備されています。園内に設けられた花菖蒲園では、幅約10メートル、長さ100メートルほどのエリアに約500株の花菖蒲が植栽されています。
例年6月上旬から中旬にかけて「吾妻公園花菖蒲まつり」が開催されますが、今年は6月3日(土)から 6月18日(日)まで開催。6月18日(日)には「あやめ茶会」もあります。イベントの詳細については吾妻公園公式サイトの案内ページにてご確認ください。開花状況も同サイトでお知らせされていますが、5月30日現在、まだ咲き始めのようです。
⑦水郷潮来あやめ園(茨城県潮来市)
「水郷潮来あやめ園」では、6月ごろになると、利根川の河原を南端とする約1.3ヘクタールの園内に約500種、約100万株のあやめ(花菖蒲)が咲き誇ります。中央の橋からは南北に延々と繋がるあやめの花を眺めることができ、例年5月下旬から6月中旬には「水郷潮来あやめまつり」が開催されます。
今年は5月19日(金)から6月18日(日)まで開催中です。昨年から再開した名物「嫁入り舟」のほか、花がら摘み体験といったイベントも多数実施。詳細については潮来市公式ホームページなどからご確認ください。
また、開花状況はこちらのページで随時発信されています。5月31日の時点でもう見頃を迎えているようです。色とりどりのあやめを見に足をのばしてみてはいかがでしょうか。
⑧水郷佐原あやめパーク(千葉県香取市)
香取市北部にある与田浦の低湿地帯を整備した植物園が「水郷佐原あやめパーク」です。約8ヘクタールの園内には水路や島、橋が作られ水郷の情緒を漂わせます。こちらでは約400品種、約150万本の花菖蒲が植栽され、あやめ広場からは360度のパノラマで花菖蒲を鑑賞することができます。
例年5月下旬から6月下旬にかけて「水郷佐原あやめ祭り」が開催され、音楽演奏や嫁入り舟など様々なイベントが行われます。今年は5月27日(土)〜6月25日(日)まで開催中。詳細は水郷佐原あやめパークホームページにてご確認ください。5月27日の時点で、園全体では二分咲きとのことです。
⑨佐倉城址公園(千葉県佐倉市)
千葉県佐倉市にある佐倉城址公園は桜のお花見スポットとして有名ですが、公園の東端には菖蒲田が整備されており、例年6月上旬~中旬に約9,000株の花菖蒲が訪れた人を出迎えます。菖蒲田の中央には休憩用のベンチが設置されており、そこからは360度のパノラマで花菖蒲を楽しむことができます。
毎年開花期には「佐倉城下町菖蒲まつり」が開催されるのですが、残念ながら今年は中止とのことです。詳細は佐倉市公式ホームページなどでご確認ください。
⑩小田原城址公園(神奈川県小田原市)
神奈川県小田原市に北条氏が築城した小田原城は、難攻不落の城と言われ堀が何重にも天守閣を囲んでいました。現在も本丸東堀の跡が残され、堀の中や周囲には10,000株の花菖蒲や2,500株のあじさいが植えられています。
例年5月下旬から6月中旬には「小田原城あじさい花菖蒲まつり」も行われ、今年は6月3日(土)から18日(日)まで開催します。期間中は毎日、日没から花菖蒲とあじさいをライトアップ。また、土日を中心に、地元の店舗やキッチンカーが出店、太鼓やサックスの演奏も行われます。イベントの詳細については小田原市公式ホームページにてご確認ください。
開花状況はこちらのページにアップされていますが、5月29日の更新によると花菖蒲は4~5割程度が咲いているようです。