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およそ100年前、弘前の桜は武士たちを慰めていた。「弘前さくらまつり」を生み、守り、繋いでいく人々の物語

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日本有数の桜の名所として、青森の春を彩る「弘前さくらまつり」。今年は桜の早咲きに対応し、準まつり体制が4月15日(土)からスタートしています。正式の開催期間である4月21日(金)~5月5日(金)を合わせると、実質3週間、桜の祭典をたっぷりと楽しめる模様。今年は特別な春になりそうです。

弘前公園で開催されるこのお祭りは、濠沿いに映える赤い橋や、桜の花で作られるハート型の空、そして舞い散る花びらが濠の水面を埋め尽くす「花筏(はないかだ)」など、一度はSNSなどで目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

弘前さくらまつりの赤い橋

たくさんの桜の「映えスポット」がある「弘前さくらまつり」には、長い歴史があることをご存知でしょうか?実は今年で103回目を迎えます。このお祭りの誕生は、明治時代まで遡るのです。

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