どうも、奇祭ハンターのマックです。今回は、いばきらTVで茨ひよりに取り上げてほしい(ただの願望)、茨城県で行われる魅力的な奇祭を4つ厳選して紹介します。そう。茨城県は実はいばらきさい県なのです。ちなみに「いばらぎ」ではなく「いばらき」と読むのが正解(濁音は1回!)です。
➀タバンカ祭り【9月・下妻】
火の粉を浴びると火災除けに?!
下妻市にある大宝八幡宮で9月に行われる松明祭。畳と鍋で火災を消し止めたという故事を再現する神事。火の粉を浴びると火災の厄難除けになると言われており、観客に向けて火の粉が浴びせられる一幕も。2020年からは毎年9月の第一土曜日の開催となり、見物には行きやすくなりました。
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「茨城県・下妻のタバンカ祭 ドドドドドドドドド。畳と鍋で火をバタンバタンやった後、松明が襲う?!」
■日時:9月第一土曜日
■場所:大宝八幡宮(茨城県下妻市大宝)
■交通:関東鉄道常総線「大宝駅」から徒歩3分
https://www.daiho.or.jp/index.html
②あんこう祭り【11月・大洗】
戦車をバックに記念写真を撮ろう!
海水浴場として知られる大洗の秋の風物詩。元々は茨城特産のあんこう鍋を中心としたフードフェスだったが、女子高生が戦車戦を行う青春群像アニメ「ガールズパンツァ」(通称ガルパン)の舞台となったことから聖地化。今や食だけでなく、ガルパングッズの販売、戦車やコスプレの披露、地元商店街との交流など、多角的に楽しめるファン祭へと発展しました。
■日時:2019年11月17日(日)
■場所:茨城県大洗町
■交通:鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「大洗駅」よりバスで5分
http://www.oarai-info.jp/page/page000386.html
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「大洗あんこう祭りはいかにしてガルパンの聖地となったか?」
③提灯竿もみ祭り【12月・古河】
師走の夜空で提灯バトル!
高さ約10m長さ80mにおよぶ矢来の中で、各団体が20m近い竹竿の先につけた提灯の灯を消そうと竹竿を激しく揉みし合うバトル祭。古河駅前で行われるので、奇祭にしては珍しくアクセス至便。「え? 宇都宮が近いし、栃木県じゃないの?」と思いがちかもしれませんが、古河(こが)市は茨城県の西端に位置しているのです。
■日時:12月第一土曜
■場所:古河駅前
■交通:JR宇都宮線古河駅すぐ
https://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/lifetop/event/11236.html
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「古河提灯もみ祭り!思わず「ゴムゴムの~~」と叫びたくなる空中戦!神実況にも注目!」
④悪態祭り【12月・笠間】
元々は無礼講として、その日だけはどんな悪態も許されたことが由来だとか。村の各所にお供えものをして回る天狗に対して「遅いぞ、バカヤロウ!」「早く歩けよ、コノヤロウ」など数々の暴言をはくことが許されます。また各所に置かれるお供えものは早い者勝ちで奪い合いという、これまたバトル祭。最後は神社の境内で盛大に餅まきが行われ、フィナーレとなります。
■日時:毎年12月の第三日曜
■場所:愛宕神社
■交通:JR常磐線岩間駅より車で10分、徒歩60分
http://www.kasama-kankou.jp/upsys_pro/index.php?mode=detail&code=450
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「日本3大奇祭のひとつ、悪態まつりに弾丸で行って悪態をつきまくってスッキリしてみた!」
茨城県のその他の奇祭
ここで取り上げたお祭りは偶然にもすべて秋・冬開催の奇祭となりましたが、その他にもマダラ鬼神祭【4月・桜川】、つく舞い【7月末】、馬出し祭り、ろうそく地蔵【8月・高野】、福田の馬鹿祭り【11月・福田】、大飯祭り【12月・桜川】も要チェックです。