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<インタビュー>「吉田の火祭り」松明職人:和光信雄さん|松明造りの昔と、今。持続可能な松明造りとは?

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富士山の麓の街、山梨県富士吉田市。この地で毎年8月に開催される吉田の火祭りは、町中で巨大な松明を燃やし、富士山の鎮火を祈るという日本三大奇祭の一つ。今回は、吉田の火祭りに欠かせない「巨大な松明」を作る職人、和光信雄さんに話を伺った。70年以上松明を作り続けて来た和光さんから見た、吉田の火祭りの今、そしてこれからとは?

和光信雄さんプロフィール

吉田の火祭りで70年以上松明を作り続けている、和光信雄さん

和光信雄(わこう のぶお)さんは、生まれも育ちも山梨県富士吉田市の松山地区。戦前、昭和ひと桁生まれ。代々、吉田の火祭りで使われる松明を作ってきた家に生まれ育ち、和光さん自身も松明を作るということは自然の流れだったらしい。
「祖父の代から、松明造りを行ってきて、私で3代目」とのことだ。 ...

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