皆さんの街に「木遣(きやり)」はありますか?
木遣はもともと鳶職が地固めを行うときに歌った仕事歌。昔は各地域にそれぞれの木遣があり、棟上げや祭りの山車を引くときなどにも歌われたもの。法被を着た男たちが声を合わせて歌う姿をCMなどでご覧になった方もあるかと思います。
しかし時代とともに後継者が減り多くの街では消え去ってしまっています。
茨城県石岡市もその一つですが、絶滅の危機に瀕していた石岡の木遣を復活させたい、と熱い思いで集まった男たちがいます。伝統ある石岡の木遣の復活の為に活動を行う「弘聲会」(こうせいかい)代表の水野さんとメンバーの渡辺さんに伺いました。
木遣とはもともと地固めを行う際、調子を合わせ、力を出すために歌った仕事歌。そのため大勢の男性が声を合わせ、 ...