この記事では、盛岡三大麺のひとつで市民のソウルフードとして親しまれる、盛岡の「じゃじゃ麺」を実食しましたのでレポートします。
盛岡の「じゃじゃ麺」って?
盛岡のじゃじゃ麺は、盛岡三大麺のひとつで、市民のソウルフードとして親しまれています。盛岡三大麺とは、わんこそば、盛岡冷麺そして「じゃじゃ麺」のことなのです。
ちなみに。2018年「盛岡三大麺普及協議会」が4月14日を「じゃじゃ麺」の日として制定しました。
今回は、「じゃじゃ麺」の発祥といわれる盛岡市役所の程近くにある「白龍(パイロン)」に行ってきました。
これが盛岡名物「じゃじゃ麺」
早速ですが、食べ方をご紹介したいと思います。
まずは、もっちもちの太麺、特製味噌、きゅうり、ねぎを混ぜていただきます。
次に、お好みでにんにく、酢。ラー油を入れてみましょう!美味しいです。
ちなみに、サイズは大、中、小とありますが、小でスープも飲んで普通のラーメンのサイズです。お腹と相談してどうぞ。
そして最後の〆が肝!麺を食べた後にきゅうりやねぎを残し、テーブルにある卵を割ってスープを注文、あったかいスープで卵に熱が入ります。これを「ちいたんたん」と言います。
これが美味しい! 「ちいたんたん」を飲むためにじゃじゃ麺を食べにきたと言っても過言ではないかも・・。
じゃじゃ麺は茹で上がるまで15分ほど、待つ時間も楽しい
美味しいものはゆっくり待ちましょう。店内見渡しながら待つのもいいかも知れません。
たくさんの色紙に知った名前を見つけることができるかも。
盛岡人に愛される味
じゃじゃ麺は「白龍(パイロン)」の創業者、故高階貫勝さんが、第二次世界対戦の時旧満州で食べた、茹でたうどんに肉味噌や野菜などをのせた料理が美味しく、それを再現したのが始まりと言われています。戦後盛岡の人に美味しいといわれるように工夫して作られた味なんです。平日もたくさんの人が、かわるがわるやってくる大人気のお店です。
盛岡にいらしたら「白龍(パイロン)」ははずせませんよ。
また、テイクアウトもできるのでお家でもお店の味が楽しめます。
■「白龍(パイロン)」本店
〒020-0023 岩手県盛岡市内丸5−15
TEL 019-624-2247
盛岡の夏を彩る!「盛岡さんさ踊り」
藩政時代から伝わる盆踊り「さんさ踊り」は、市民総参加の祭りとして2014年には和太鼓同時演奏の世界記録を樹立しました。
毎年8月1日から4日に行われ、盛岡の夏の夜を彩ります。
「サッコラー チョイワヤッセー♪」(さあ、踊りを盛り上げるためにちょいと囃(はや)しておくれ)の掛け声とともに、華やかに踊る人、和太鼓を叩きながら踊る人が列を作ってパレードを行い、観るものを魅了します。
まとめ
盛岡のソウルフード「じゃじゃ麺」はいかがでしたか?2021年の「さんさ踊り」は、新型コロナウイルス感染予防の為に縮小となっていますが、例年どおり8月の開催予定となっています。皆様、ぜひ対策をしっかりしてお出かけください。
詳しくは盛岡さんさ踊り公式ホームページをご覧ください。
盛岡にお越しの際は、ぜひチェックしてみてくださいね。