マツログ

天下随一希代の太夫を偲ぶ、常照寺「吉野太夫花供養」が4年ぶりに復活 

作成日
更新日

京に春を告げる風物詩「吉野太夫花供養」が、2023年4月9日(日)に、4年ぶりに復活します。
吉野太夫花供養は、洛北「常照寺」で行われる「二代目吉野太夫」(1606~1643)を偲ぶ催し。吉野太夫は諸芸能、とりわけ「茶の湯」に優れ、「天下に並ぶ者のない太夫」として、その名声は遠く中国まで届いたといわれています。
コロナ禍の3年間は法要のみの開催となりましたが、今年はお茶会や太夫道中のほか、奉納演奏も行われます。

ここからは、2021年に行われた際の現地からのレポートをお届け。文末で、今年2023年の吉野太夫花供養の開催情報も紹介しますので、お出かけの参考になさってください。

常照寺「吉野太夫花供養」

京都駅から市営バスに乗り北へ北へと小一時間。日本で一番「島原太夫」※と縁の深い常照 ...

続きを読む