夏といえば浴衣ですよね。男性でこれまであまり浴衣を着たことがない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなあなたに必見!この記事では、メンズ向けの浴衣ショップを10選ご紹介します。また、今年のトレンドや帯合わせのコツも伝授します!
目次
メンズ着物都内最大級!「藤木屋」
都内最大級の品揃えを誇るのが上野に本店を構える「藤木屋」。藤木屋創業者の藤木屋幹助さんは、伝統的着物地のほか、デニムやジャージなどを使い、新たな『着物男子』の分野を開拓してきました。
藤木屋ではオーダーメイドのほか、「既製品」のメンズ浴衣の品揃えに力を入れています。また、デニム着物のような洋服地を使った着物も多く取り扱っており、着物初心者の方もなじみやすい商品を幅広く取り揃えています。
洗練されたスタイルを提供!「Y&Sons」
「わざわざ、きものを着る」という非日常を取り入れることをコンセプトに、浴衣の新しい着こなしを提案するのが神田明神鳥居横に店を構える「Y&Sons」です。
江戸時代中期に活躍した絵師である伊藤若冲(いとうじゃくちゅう) の作品をあしらった浴衣や、自然の草木で染めた糸で織りあげられた米沢織の浴衣など、洗練されたデザインの着物や浴衣を取り揃えています。また、帯や履物に加えて、浴衣に合う帽子やバッグなどの小物類も充実しているので、あなたにぴったりのコーディネートが見つかるはずです。
あらゆるシーンに対応可能!「きものこすぎ」
埼玉県熊谷市に店を構え、職人さんや作家さん、そして着物仲間と出会えるお店をコンセプトとする「きものこすぎ」。着物をもっと身近に、もっと楽しんでもらえる提案をしています。
「週3日以上」「週末だけ」「月1回や年数回程度」など、着用頻度に応じて最適な素材のものを提案してくれ、着こなし方やお手入れの仕方まで丁寧に教えてもらえます。毎年7月下旬に行われる「熊谷うちわ祭り」では、無料で着崩れを直してくれる「浴衣お直し隊」としても活躍しています。
世界一楽しい着物屋?「きもの屋 ゆめこもん」
世界一楽しい着物屋を目指して、伝統的な着物を自由にコーディネートして楽しんでもらいたいと考えるのが、池袋に店舗を構える「きもの屋 ゆめこもん」です。
全ての商品を店主一人でこだわり抜いて仕入れています。中でも個性的なのが「デニムシリーズ」。岡山の倉敷と並ぶ「デニムの聖地」である広島の府中市で生まれたこの商品は、何とデニム生地で仕立てられた浴衣です。また、メンズの浴衣は地味なものが多い印象があるかもしれませんが、「きもの屋 ゆめこもん」では素材の持ち込みがOKなので、自分の好みの生地で浴衣を仕立ててもらうことが可能です。
ストリートファッション浴衣?!「Rumi Rock」
江戸 meets ROCK‼︎をテーマに着物・浴衣を製作する「Rumi Rock」。東京は奥浅草の吉原にデザインスタジオを構え、オリジナルブランド「ルミロック」や、職人さんや作家さんたちとコラボレーションした商品やセレクトした商品を扱っています。
「伝統的でありながら自由に、現代的でオシャレを楽しむ」というライフスタイルを提案し、初心者にも着やすいものをラインアップしています。男性のための浴衣や着物、他アイテムも多く制作しています。実店舗は構えずオンラインショップのみでの販売となりますが、月1回ほどのペースで展示会や百貨店への出店を行っています。
オシャレ浴衣がお手頃価格!「8(eight)」
オシャレな浴衣がお手頃価格で手に入る、オンラインショップ「8(eight)」。個性的でスタイリッシュなデザインが特徴の8(eight)の浴衣は、人と違うオシャレな浴衣を追求したい人におすすめです。
こだわりの特殊加工で使い込むほどに味わい深い色落ちが楽しめるデニム素材の浴衣や、薄手のコットン生地で仕立てられた涼し気な雰囲気の浴衣、綿麻のサラリとした肌触りが夏の時期にぴったりの浴衣など、多様なラインアップを取り揃えており、カラーバリエーションも豊富です。
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女性ウケ間違いなし!「ヴァンキッシュ」
「ヴァンキッシュ」の浴衣は女性ウケ間違いなしの、落ち着いた雰囲気漂う浴衣が特徴です。ショップは東京、名古屋、大阪、福岡などに展開しており、風情と季節感がある数々の浴衣が揃っています。
紺と白のコントラストが夜の風景にも映える「サザ波」と呼ばれる柄や、爽やかな白ベースにヨロケ縞の柄が特徴的な清涼感あふれる浴衣など、大人のしっとりとした雰囲気を演出してくれるラインアップです。また、帯には着脱テープを採用しており、ワンタッチで簡単に取り付けが可能です。
時代に左右されないブランド品質を提案!「ふりふ」
レトロモダンな着物・浴衣に定評がある「ふりふ」。ショップは東京、名古屋、大阪、仙台などに展開しており、男性用浴衣はシンプルで帯合わせも簡単な、初心者でも着やすいものが揃っています。
織りに変化を加えた色使いで立体感を醸成した綿麻タイプの浴衣や、3色をかけ合わせた配色でさりげないお洒落感がある縞柄の浴衣、ストライプを掛け合わせたデニム風の浴衣など、落ち着いたシックな雰囲気の浴衣が揃っています。
【ふりふ】メンズ浴衣の特集です!
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ハイクオリティ近代和装!「撫松庵(ぶしょうあん)」
最先端の技術でハイクオリティな生地を使用した近代的な和装を提供するのが「撫松庵(ぶしょうあん)」です。実店舗はなく、オンラインショップのみで浴衣を販売しています。浴衣の生地には、クールでドライな素材である東レの「セオ・アルファ」を使用しているので、吸水性・速乾性に優れ、清涼感のある着心地で暑い夏に最適です。
竹の柄を大胆に施したスタイリッシュな浴衣や、チベットの絨毯であるチベタンラグをイメージして龍や虎などを施した浴衣、伝統工芸品である寄木細工をモチーフにした浴衣など、個性的な浴衣が特徴的です。
有名生地メーカー『リバティ』とコラボ!「和ROBE(ワローブ)」
「和ROBE」のブランド名は、和服の「和」と「ROBE(長くゆったりした衣服)」を組み合わせたもので、日本で昔から普段着として親しまれた浴衣を、現代でもより身近な物として生活に取り入れたいという想いがあるお店です。
「浴衣を普段着として定着させたい」というそんな想いから、普段着慣れたシャツ素材での浴衣を提案しています。また、英国の伝統的生地メーカーである「リバティ」社が開発した「タナローン」という素材を使用した浴衣は、上質な超長綿で織り上げ、独特のしなやかさと柔らかな肌触りと軽さを実現しています。
2020年のトレンドは!?浴衣を着こなす帯合わせのコツも伝授
「日本流行色協会」によると、2020年のメンズのカラートレンドは「穏やかなホワイトからナチュラルなベージュ」の色合いが注目されるようです。浴衣にも多くみられる色合いなので、選ぶ際のヒントになりそうですね。帯や履物、その他の小物類ともコーディネートがしやそうです。また、この記事でもご紹介したデニム生地の浴衣も近年人気があるようです。どんな浴衣を選ぶか迷ってしまう方は、参考にしてみてください。
そして、浴衣の着こなしに重要になってくるのが帯合わせです。無難なところでは、浴衣と近い色合いでまとめる、または黒や紺を選ぶとよいでしょう。染め柄のはっきりした浴衣の場合は、無地の帯といった選び方をすると、引き締まってセンスよく見えます。また、浴衣や下駄は同系色でまとめ、帯だけ差し色として他の色を使用するのもおしゃれです。
浴衣で楽しめるシチュエーションは?
浴衣を着れば、楽しさ倍増!おすすめのイベントやお祭り、花火大会、カフェ・喫茶店をご紹介。浴衣を身にまとってゆったりとした時間が流れる空間でおひとり様、友人、恋人、家族と素敵な思い出を作ろう!
浴衣で行きたくなる花火大会5選!浴衣での鑑賞が楽しくなるサービス
まとめ
メンズ向けおすすめの浴衣ショップ、ブランド10選をご紹介しました。お店ごとに特色があり、自分の好みに合ったお店を探し出す楽しみも膨らみますよね。この夏はぜひお気に入りの浴衣を見つけて、素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。