「都をどり」は京都・祇園甲部の舞踊公演。春の風物詩として、140年以上に渡って親しまれてきました。
2019年は4月1日(月)~27日(土)の日程で開催中。SNS上にアップされている「都をどり」の投稿を紹介しつつ、その魅力に迫ります。
「都をどり」は、京都祇園にある祇園甲部歌舞練場で催される恒例舞踊会。
1872年(明治5年)、京都博覧会の余興として舞妓・芸妓が舞踊会を行ったことをきっかけとしてその幕を開け、現在は東京の東(あずま)をどりとともに舞踊界の年中行事となっています。
「都をどり」の舞台は、約1時間、全8景の一幕仕立て。いったん幕が上がると決して幕を下ろすことなく、春・夏・秋・冬、そして再び春の情景を舞い表しています。