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長田神社「古式追儺(ついな)式」、鬼に豆をまかない平和な節分行事とは?

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ご存知、節分といえば「鬼は外!福は内!」と豆をまきます。ところが神戸の長田神社では、鬼が7匹登場するも一粒の豆もまかず、逆に参拝者たちが頭を撫でてもらい厄払いするという極めて平和的にことが進む「古式追儺式」という神事がとり行われています。

「古式追儺式」のあらまし

そもそも「追儺」とは飛鳥時代から宮中においてに行われてきた疫鬼や疫神など不吉なものや種々の不幸・災をもたらす「鬼」を払う儀式のことで、その後、民間に広まり豆をまく節分行事の原形になったとされています。

一方、神戸三大神社として知られる長田神社の「古式追儺式」は、七匹の鬼が神々のお使いとして

1.松明の炎で種々の災いを焼き尽くし

2.太刀の刃で凶事を切り捨て、天地を祓い、国土を清め

3.一年間の人々の無病息災、家内安全を願 ...

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