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国宝「仁科神明宮」式年遷宮祭をきっかけに、信濃大町の魅力を再発見!

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国宝、仁科神明宮。
長野県大町市の市街地から約6キロ。北アルプスの峰々を見渡すことの出来る丘陵地に、かつてこの地を支配していた豪族「仁科氏」が伊勢神宮を創祀(そうし)されたと伝えられている。地元出身である私にとっては見知った神社であるが、建築学や民俗学に縁がない限りは存在すら知らない神社であろう。

式年遷宮祭期間中、仁科神明宮の参道には提灯が立ち並んでいた。

祭り提灯が灯る拝殿

仁科神明宮の「神明造」の社殿は、伊勢神宮と同じ様式であり、「式年遷宮祭」が行われることでも知られている。

640年もの長いあいだ一度も欠かすことなく奉仕された例は、全国にも全くないことであり、まことに貴いならわしといわなければならない。
※国宝仁科神明宮パンフレットより引用

とあるように、式年遷宮のしきたりを ...

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