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【王子稲荷神社・初午祭】火事が多発する2月に防火の願いをこめる凧市

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稲の守り神とされる狐が主役の稲荷神社

野山に生息するキツネは数多くの昔話や童話に登場し、日本人にとっては極めて身近な動物と言えるでしょう。農民にとっては稲などの農作物を荒らす野ネズミなどから守ってくれるため、稲の守り神とされ全国の稲荷神社に狐の像が設けられるようになりました。全国各地に建立される稲荷神社では、毎年初午の日に「初午祭」が斎行されています。東京都北区に社殿を構える王子稲荷神社でも、2021年には2月3日に「初午祭」が行われました。

王子稲荷神社の正門に掲げられる「初午祭」の案内

王子稲荷神社の正門に掲げられる「初午祭」の案内

平安時代から関東稲荷総司として崇敬される王子稲荷神社

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