猛暑の夏が終わると、日本列島は北から秋の彩りに包まれるようになります。南関東のエリアでいち早く季節の化粧をつけ始めるのが奥秩父です。「秩父多摩甲斐国立公園」の中心に位置する中津峡では、荒川上流の中津川の左右にV字形の断崖がせり上がり約10キロにわたる渓谷は、例年10月中旬に色づき始め、日に日に色彩を変化させます。紅葉の色づきに合わせて「奥秩父大滝紅葉まつり」が開催されています。日程は年によって多少前後しますが、2018年は10月19日(金)から11月18日(日)でした。
都心から中津峡に向かう場合、玄関となるのは滝沢ダムです。2011年3月に完成し、埼玉県内では ...