「大津絵」とは江戸時代初期に生まれた滋賀県の伝統的工芸品です。
松尾芭蕉が「大津絵の筆のはじめは何佛(最初に描くのは何の仏様なのか)」と詠んだほど有名で、東海道五十三次の中で最大級の大きさを誇る大津宿で旅のお土産や護符として広まりました。現在でも大津を歩くと看板や商品のデザインでも見かける、非常に身近な絵です。
写真:大津市役所から大津絵美術館に向かう道にある大津絵の解説
そしてそんな有名な大津絵の画題を「元唄(大津絵節)」と三味線伴奏にあわせて、面をつけて舞う「大津絵踊り」は明治初期に大津の花街で始まったお座敷芸。
現在は大津絵踊り保存会により、一般の人が気軽に習えるようになっています。
大津絵踊りをされてい ...