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岐阜県 表佐太鼓踊り 巨大太鼓と知る江戸文化

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表佐おさ太鼓踊りとは

岐阜県垂井町表佐。江戸時代初期、雨乞いをしたことから始まった太鼓踊りがあります。
江戸日本橋から京都三条大橋まで約532km。この江戸時代五街道の一つ、中山道の四分の一相当に値する約128kmが美濃國みののくに、つまり岐阜県です。表佐太鼓踊りの起源はこの美濃みのと呼ばれる地の西、穀倉地帯表佐で、南宮大社なんぐうたいしゃの水神様に雨乞いをして太鼓を打ったのが始まりと言われています。雨乞いを祈る信仰は、太鼓踊りと結びつき広く西日本に伝承されていきました。願いが叶うと後に、「礼踊り」と言い、水神様や氏神様へ感謝して太鼓踊りを奉納したと伝えられています。近年では季候に恵まれ、暖かな秋の日差しを浴びながら五穀豊穣の喜びを奉納するようになりました。

(この記事は2019年 ...

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