花火大会で尺玉と言う言葉はよく聞くけれど、実際に触った事はもちろん、現物を見た事もない人がいるかもしれません。おおよその感覚としては、バスケットボールより一回り大きいサイズが尺玉になります。
尺玉とは正確には一尺玉と呼び、一尺とは昔の長さの単位であり約30.3cmになります。それでは実際の花火玉の大きさが約30.3cmあるかと言うと実は違います。花火業界では打ち上げ筒の大きさを基準としている為、筒の内径が一尺(約30.3cm)になり、打ち上げる花火玉は一回り小さく作成する必要があります。(約28.5cm程度)
また、重さに関しては使用する素材やどれだけ火薬を詰めるかによる為、花火の種類によっても様々ですが、中には10kgを超えるものもあり、見た目よりもかなり重いのです。