マツログ

「桜桃忌」ならではの珍しい光景!文豪 太宰治の好物が埋め込まれているのは?

作成日
更新日

桜桃忌(おうとうき)という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
供養を行う忌日の重さに相反するような「桜桃」という甘くやわらかい響き。
太宰治の忌日をこう呼び、今でもその時期になると三鷹市には大勢のファンが集います。
生誕110年となる今年は映画やアニメの上映や、イベントなども多数開催予定です、が!その前に…
先ずは文豪のお墓お参りから始めてみませんか?

生と死の不思議

「桜桃忌」と呼ばれるようになった一説として、死の直前に書いた短編『桜桃』にちなんだため、と言われています。名付けたのは、直木賞作家、今官一(こん かんいち)。太宰とは同郷の津軽出身で生前から親交がありました。

1948年6月13日、太宰治は愛人の山崎富栄と玉川上水(現在の三鷹市)へ入水。6日後に2人の遺体が発見され ...

続きを読む