朝霞市民まつり「彩夏祭」は、毎年8月の第1日曜日を基準として連続する金・土・日曜日の3日間、埼玉県の朝霞市で開催されています。1984年から朝霞市民の手で行われた小さなまつりが、1994年に本州初の鳴子踊りの祭典「関八州よさこいフェスタ」をメインイベントに加えたことによって、飛躍的な規模に発展しました。今では約70万人の人々が訪れ、市内各所に設けられた演舞場は熱気で包まれます。
この記事では、2019年の第36回大会の様子をたっぷりの写真でレポートしつつ、2023年の開催情報をお届けします。
(2023年7月28日編集部更新)
・最も多くの観客で溢れる「公園通り南演舞場」
朝霞市民まつり「彩夏祭」のメインイベント「関八州よさこいフェスタ」の会場は、市内の広範囲に分かれています。東武東上線「朝霞」駅から徒歩数分の中央公園に面する通りが「公園通り南演舞場」、その北側が「公園通り北演舞場」、公園通りと郵便局前で交差する通りが「朝霞の森前演舞場」となります。さらに、東武東上線で「朝霞」から1駅下った「北朝霞」駅から徒歩数分の北朝霞公園に「北朝霞会場」のステージが設けられます。いずれの会場でも熱気溢れる「よさこい」の演舞を見ることができます。数々の会場の中で、最も多くの観客がつめかけるのは「公園通り南演舞場」です。
・鳴子の軽快な音が響き渡る「公園通り南演舞場」
「公園通り南演舞場」に繋がる「公園通り北演舞場」でも、同じ時間帯に40を超える連が、よさこいの流し踊りを見せてくれます。南北あわせて数百メートルの通りには、踊り子が両手に持って鳴らす鳴子の軽快な音で溢れます。どの連も全員が息を合わせ、その統制感に驚き感じることでしょう。
・「北朝霞会場」のステージで見る「よさこい」踊り
「朝霞」を中心としたエリアでは、流し踊りのスタイルで「よさこい」演舞が行われますが、「北朝霞」の「北朝霞会場」では、ステージでの「よさこい」演舞を楽しむことができます。ステージ空間を活かした「よさこい」のパーフォーマンスも「流し踊り」とは異なる魅力に満ち見応えがあります。
朝霞市民まつり「彩夏祭」では、市内のいたることころに演舞場が設けられます。全ての会場での演舞を制覇することは物理的に不可能です。事前にスケジュール表をチェックして、より魅力的なプランを練りたいものです。
2023年の開催情報!
【日程】
2023年8月4日(金)〜6日(日)
【会場】
朝霞会場(東武東上線朝霞駅から徒歩5分)
北朝霞会場(東武東上線朝霞台駅/JR武蔵野線北朝霞駅から徒歩約5分)
【主なスケジュール】
8月4日
<朝霞会場>東口演舞場17:00〜18:31、南口演舞場17:28〜19:27
<北朝霞会場>17:00〜20:55
8月5日
<朝霞会場>4つの演舞場で12:00〜18:20、打ち上げ花火19:15〜20:15
<北朝霞会場>2つのステージで12:28〜21:00
8月6日
<朝霞会場>4つの演舞場で12:00〜18:40
<北朝霞会場>12:28〜21:00