首都圏には網の目ように鉄道網が張り巡らされていますが、通勤時間帯の乗車率は尋常とは言えないでしょう。混雑の緩和や利便性を高めるために新たな路線が次々に誕生しています。1985年に池袋~大宮の区間で運行が始まったのがJR埼京線です。池袋を東京側の起点としていた路線は1986年に新宿、1996年に恵比寿、2002年には大崎にまで拡張されました。現在の大崎~大宮には様々な名所がありますが、板橋~十条の区間では毎年、早春の時期に車窓花見を楽しむことができます。
JR埼京線に乗車するために板橋駅に向かう場合、南東の方向からは桜並木が繋が ...