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9月にやってくる「三大厄日」とは?どんな日?何をする?呪術や風習、祭りで被害を免れる!?

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日本では古くから暦のうえで「三大厄日」や「三厄日」といわれる日があるのをご存じでしょうか?
●八朔(はっさく)
●二百十日(にひゃくとおか)
●二百二十日(にひゃくはつか)
の3つがそれです。神話の時代から稲作で生きてきた日本人にとって、毎年この時期には台風が来襲して実る前の稲に甚大な被害を与えることから、特に農家にとって注意・警戒すべき重大な日とされてきました。

そのため三大厄日には風害を避ける風習や行事を行ったり、風を鎮めて五穀豊穣を祈る祭りを行ったりして、今でもそれが続いている地域もあります。今回は、そんな「三大厄日」について紹介します。

八朔とは、旧暦の八月一日のこと

明治時代初期まで使われていた旧暦(太陰暦)では、月の満ち欠けを基準に日にちを数えていて、「新月の日」を月 ...

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