緑・赤・青など、様々な色の沼が点在する五色沼で有名な福島県の中北部に位置する裏磐梯。毎年2月中旬に行われる裏磐梯雪まつりのレポートになります。
裏磐梯雪まつり会場の入り口に到着すると鳥居の付いたかまくらと両脇には守り狐と書かれた狐の雪像が正面に見えます。気になって中に入ってみるとお参り用に御神体が安置されていました。
調べてみると、この守り狐とは戦国時代に伊達氏が攻め込んできた際に、この地域を治めていた穴沢俊恒、俊光の親子が狐の軍隊の力を借りて追い払った伝説からきているそうです。その為、守り狐には「自然を愛する心」「家族が仲良く暮らす心」などの想いが込められ地域に大切にされて来たそうです。
(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。2020年1月25日 編集部更新)
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