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与論十五夜踊り 踊り手に聞く、笑いの歴史と島の魅力

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 鹿児島県最南端、与論島。中秋の名月が顔を出す夜、薩摩の南国で琉球の血を引くお祭り、与論十五夜踊りが開かれる。五穀豊穣、島中安穏の祈願や感謝の意味が込められた、室町時代から続くお祭りである。踊りは「2番組」と「1番組」と呼ばれる2つのグループで構成されている。今回は、その1番組の踊り手、黒田さんに話を聞くことができた。(国指定重要無形民族文化財与論十五夜踊り保存会会長 黒田茂實さん)

 

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与論十五夜踊り 〜唄って踊って心が通う〜

 

1番組の踊り手、黒田さん

日が沈みかけ、あたりが黄色い西の光に包まれる祭りの中盤、会場の人々が打ち解け合う休憩時間ある。酒や食事、無事に祭りが開かれた喜びに盛り上がる会話、月を祝って配られる温かいお餅、賑 ...

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