全国の祭りや地域イベントでは、担い手不足や高齢化、運営負担の増加といった課題が深刻化しています。一方で、祭りは単なるイベントではなく、地域コミュニティや文化継承の核となる存在でもあります。だからこそ、単なる人手確保ではなく、「地域の人が関わり続けられる仕組みづくり」が重要になっています。オマツリジャパンでは、ワークショップ、講演、情報共有、ガイドライン作成などを通じて、祭り運営を支える人や組織への伴走支援を実施。本記事では、担い手支援・組織活性化の実践事例をご紹介します。
<この記事のポイント>
・祭り運営の“人と組織”の課題に伴走支援
・学び合いや横連携を生むコミュニティ形成
・調査だけでなく実装・実践まで支援
担い手不足と向き合う
祭り運営の現場では、「人が足りない」という声が全国で聞かれます。
しかし実際には、単純な人数不足だけでなく、「役割が固定化している」「若い世代が入りづらい」「地域全体で議論する場がない」といった構造的課題も多く存在しています。
オマツリジャパンでは、地域の人々と対話しながら、祭りの未来を共に考える場づくりを重視しています。
糸魚川おまんた祭りでは、50周年という節目に合わせ、市民参加型の講演・ワークショップを実施。祭りの歴史や意義を振り返りながら、「これからどう続けていくか」を地域全体で考える機会づくりを支援しました。
また、郡山うねめまつりでは、半世紀以上続く市民まつりの課題整理と改善提言を実施。運営上の課題を整理し、持続可能な運営体制づくりを支援しています。
学び合う場をつくる
祭り運営の課題は、全国の地域で共通している部分も多くあります。
だからこそ、地域同士が知見を共有し、学び合える場づくりが重要になります。
オマツリジャパンでは、祭り主催者向けセミナーやコミュニティづくりを通じて、担い手同士の横のつながりづくりも支援しています。
オンラインセミナー第1弾では、相馬野馬追のSNS担当者を講師に招き、SNS活用講座を開催。全国各地の祭り主催者が参加し、情報発信や運営課題について学び合う場となりました。
また、「祭りの火を絶やさないために」では、現場で得た知見をもとに実践的なガイドライン作成にも取り組んでいます。
単発のイベント支援ではなく、継続的な学びと連携の仕組みづくりを重視しています。
実装まで伴走する
担い手支援は、「話し合い」だけでは終わりません。
実際に新しい取り組みを実装し、地域の中で動き出していくことが重要です。
福井県の伴走支援事業では、地域文化を活かした観覧・体験コンテンツ造成を支援。祭りの価値を観光や収益化へどうつなげるか、地域団体と伴走しながら実践を進めました。
また、こうした支援で得られた知見は、記事や講演、ワークショップなどを通じて他地域へも共有。個別地域の課題解決だけでなく、全国の祭り運営へ還元していくことも重視しています。
祭りの担い手支援とは、単なる人集めではなく、「地域の人が関わり続けられる仕組み」を育てていくことでもあります。
まとめ
祭りや地域文化を未来へつないでいくためには、人と組織への支援が欠かせません。
オマツリジャパンでは、ワークショップ、担い手育成、情報共有、実践支援などを通じて、地域に寄り添った祭り運営支援を行っています。自治体、祭り団体、観光協会、地域団体の皆さまは、ぜひお気軽にお問い合わせ・資料請求ください。