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かなまら祭主催者インタビュー【前編】“性のお祭りの昔と今、そしてこれから”

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神奈川県川崎市で毎年4月に行われるかなまら祭

このお祭りは、参加者の8割が外国人。近年ではLGBTQの方の参加も増えており、1日で5~6万人を動員するという人気のお祭りだ。
奇抜なピンク色の“男根”お神輿が練り歩き、神社周辺は男根を模した飴や食べ物の屋台で埋め尽くされる…県内外はもとよりも海外からも参加者が多く集まる、かなまら祭の昔と今、そしてこれからとは?
神職を務める中村さん(前宮司)に、インタビューに応じていただいた。

神職を務める中村さん。中村さんは前宮司でもある。

金山神社と川崎市の歴史

神社に祀られているご神体のフイゴ。手前についているレバーを押したり、引いたりして空気を送り込む仕組み。

かなまら祭は金山神社と、この川崎という土地の歴史なしには語れない。

金山神社に祀ら ...

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