毎年、節分にあわせて各コンビニから様々な種類の恵方巻が発売されます。各コンビニで料亭やキャラクターとのコラボやこだわりの素材をつかったものなど出てくるので迷っちゃいますよね。
今回はローソンから登場して気になってしょうがなかった老舗日本料理店「なだ万」が監修したという恵方巻をご紹介。オーソドックスな恵方巻も大満足のクオリティでしたので、こちらもあわせて紹介していきます。
七種具材の恵方巻
なだ万の恵方巻の前に、まずはローソンで購入できるオーソドックスな恵方巻もご紹介。
パッケージの大きささはなだ万監修恵方巻と同じくらい。12cmくらいの長さで、一人でちょうど満足できるくらいのボリュームです。
具材が七種も入っているということですが、税込420円と安くお得感があります。
具は厚焼き玉子・焼き穴子・高野豆腐・きゅうり・椎茸・おぼろ・かんぴょうとオーソドックスで間違いのないラインナップ。断面を見た感じだと、厚焼き玉子がメインとなっている印象です。
味はというと、、、
「厚焼き玉子、うまい!ほんのり甘くてやさしい味。ふわっとしている!」
想像通り、玉子の味が強めです。かといって他の具材をかき消すほどのものではなくて、各具材それぞれの味がちゃんと個性を出しているのでバランスよくうまくまとまっている感じです。
高野豆腐も出汁を吸ってジューシー、穴子は「煮」ではなく「焼穴子」を使っていて、甘さというよりは食感のアクセントに。細かく刻んで煮込まれた椎茸から甘くおいしいコクが加わり、本当に美味しいです。ほっこり。
京都 音羽山清水寺 御祈祷海苔使用
パッケージにも謳われているのですが、ローソンの恵方巻には「京都 音羽山清水寺 御祈祷海苔」が使用されているようです。あの京都の指折りの観光スポットでもある「清水寺」によって厄除開運の御祈祷がされている縁起物の海苔ということです。
元々節分行事は季節の節目に邪気を払うことに由来すると言われています。御祈祷された海苔を食べることで、御利益をわけていただけるような気になりますね。
味はというと、、、特に変わらないですが。。。
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なだ万監修 黒毛和牛香味焼の恵方巻
続いては気になっていた「なだ万監修」の恵方巻。こちらも清水寺の御祈祷海苔が使われているようです。
パッケージから出すと、ふんわりと甘辛い香りが!肉の脂のテリのようなものが覗いていてたまらないです。
断面はこんな感じ。とにかく黒毛和牛のシズる感が最高です。他の具材は玉子、人参、小松菜。ゴマも少しふりかかっています。
気になる味ですが、
「ふわふわと黒毛和牛がほどける!脂が口の中で溶けるて、食感もよくコクがあって旨い!」
肉の恵方巻としては最高峰に美味しいです。
タレの味は、甘めのすき焼き風という感じですが、あくまでも肉が主役で、コクのある複雑な味なのに控えめで素晴らしいです。一緒に巻かれている小松菜が、ちょうどよいシャキシャキ感でキュウリほど食感の主張もなく、やや癖のある風味が牛肉とよく合います。
恵方巻を食べているというよりは、まるで料亭で煮物か小鉢を頂いているような、クオリティの高い味でした。
まとめ:コストパフォーマンスはどちらが高い?
なだ万監修 黒毛和牛香味焼の恵方巻は税込1,280円とちょっと高め。一方で大きさは、比較してみると「七種具材の恵方巻」よりも少し短め。
高級店とのコラボだとどうしても価格が高くなってしまうところ、「黒毛和牛香味焼の恵方巻」はサイズを少し小さくして価格を抑えているのかもしれません。
お手頃価格で満足度の高い「七種具材の恵方巻」、少し小さめだけど高級感あって肉がうまい「なだ万監修 黒毛和牛香味焼の恵方巻」か、なかなか甲乙がつけがたい。本当にどちらも美味しいのでオススメです!
各社コンビニのこだわりの恵方巻、毎年毎年楽しみです!