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「なまはげ柴灯まつり」途切れることなく開催してきた男鹿市真山地区住民の誇り。「ナマハゲは私たちの生活の一部だ」

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2018年にユネスコ無形文化遺産「来訪神:仮面・仮装の神々」のひとつとして登録された「男鹿のナマハゲ」。「怠け者はいねが」「泣く子はいねが」と叫びながら家々を訪れるその光景は、大晦日の風物として毎年メディアで報道され、日本有数の知名度を誇る民俗行事として、すっかり定着しています。

ナマハゲを全国区に押し上げた数々の要因の一つとして挙げられるのが、毎年2月に秋田県男鹿市北浦真山の真山(しんざん)神社で開催されるお祭り「なまはげ柴灯(せど)まつり」。真山神社の神事「柴灯(さいとう)祭」と、伝統行事「男鹿のナマハゲ」を組み合わせた観光イベントです。驚くべきは1964年からスタートして以降、会場を変えながらも、60年間途絶えることなく続いてきたこと。コロナ禍でも中止としなかった理由、そしてナ ...

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