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なまはげは、江戸時代とこんなに違うの!?秋田県男鹿市・菅江真澄研究会にインタビュー

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江戸時代と今では、ナマハゲ行事の内容が全然違っていたという。なまはげといえば、怖いお面をかぶり「なまけものはどこだー!」と声を張り上げて、家の中に入ってくる恐ろしい姿を思い浮かべる方が多いだろう。しかし、江戸時代を生きた旅人・菅江真澄の旅行記を読んでいると、これらの私たちがイメージするなまはげとは印象が異なる描写ばかり。実際、何がどう違っていたのかを男鹿市菅江真澄研究会の天野荘平さんに電話でお話を伺った。

現代のナマハゲ行事に関する基本情報

まずは、現代のなまはげについて再確認しておきたい。ナマハゲは元々、秋田県の男鹿半島を中心に小正月などに行われる来訪神行事だ。現在は鬼面やケラ、ケデなどを身につけ村の各家々を回る。入る時は、先立ちが「これからなまはげが来ます」と知らせてから、なまは ...

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