山梨県甲府市小瀬町で、毎年4月10日の直前の日曜日に行われている、とてもユニークな人形芝居をご存じでしょうか?「天津司舞(てんづしのまい)」といって、その重要性から昭和51年(1976年)に国の重要無形民俗文化財の第一号に指定されています。
およそ800年の歴史を持つとされる天津司舞ですが、江戸時代や明治以降に水害や戦争によって何度も長期休止を余儀なくされました。近年は、新型コロナウイルスの影響を受けながらも、保存会を中心に人形遣いやお囃子の技術を、祖父から父へ、子や孫へと大切に引き継ぎ、いよいよ今年2023年は、4月9日(日)に行われることが決まっています。
ここからは、過去の現地レポートをお届けしますので、ぜひ現地を訪れるときの参考になさってください。
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