こんにちは。食いしん坊ライターのカワグチです。朝晩は清々しい風を感じる季節となりましたが、読者諸兄姉におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。本日10月1日は都民の日。都民の日とは、東京都が1952年に制定した記念日のひとつ。1898年10月1日に市制特例が廃止され、東京府下に設定されていた東京市が一般市となったことを記念して制定されました。ところで、皆さまは東京のご当地パンって考えたことはありますか。あまりピンときませんね。それでは、東京のご当地パンについて探っていきましょう。
東京にもご当地パンってあるの?
今や全国で販売されている「あんパン」や「カレーパン」「クリームパン」は、いずれも東京が発祥の地。給食で根強い人気の「揚げパン」も、大田区の小学校に勤務していた給食担当の職員が考案したと言われています。これらのパンは、東京のご当地パンと言ってもいいでしょう。
(参考)揚げパン発祥の大田区で学校給食展「心とからだを育てる学校給食」
この記事では、その中から銀座木村家の「酒種あんぱん」をご紹介します。
\「マツコの知らない世界」で取り上げられたローカルパンの実食レポはコチラ/
銀座木村家の「酒種あんぱん」とは
「あんパン」といえばキムラヤですが、「木村家(株式会社銀座木村家)」と「木村屋(株式会社木村屋總本店)」の2つのブランドがあるのをご存じですか。「木村家」は銀座本店や直営店向け製品のブランド名として、「木村屋總本店」はスーパー・コンビニ向け製品のブランド名として展開しています。
「あんパン」の製法も少し違うようで、銀座本店などで販売している商品は100%酒種で醗酵させているのに対し、スーパー等に納めている商品は酒種生地とパン酵母を併用。酒種あんぱんは種の仕込みから出来上がりまでに11日間ほどかかるため量産には向いていないようです。
「あんパン」は明治7年(1874年)に、木村屋の創業者・木村安兵衛とその次男の木村英三郎によって考案され、翌年には明治天皇に献上されました。当時の日本ではイースト菌の入手が難しかったことから、手間がかかるものの酒種で生地を発酵させたそうです。この酒種発酵種は代々酒種を守る種師によって140年以上受け継がれているとのことです。
「酒種あんぱん」5品を実食!
桜あんぱん
●桜:180円
明治天皇が東京の向島にある水戸藩の下屋敷でお花見をした際、桜の花の塩漬けが埋め込まれた「あんパン」が献上されました。桜の塩漬けがへそ押しされた「あんパン」は、全国のパン屋で定番のスタイルですね。
八重桜の塩漬けがアクセントとなった「あんパン」。酒種のパン生地と「こし餡」のとろけるような甘味に、桜花の塩漬けの塩味と香りが絶妙に調和して◎
けしあんぱん
●けし:180円
「けしの実」がトッピングされた、明治7年(1874年)販売の「あんパン」。外見からすると「つぶ餡」かと思いましたが……。
中は「こし餡」でした。「けしの実」の香ばしさと独特の食感を楽しむことができます。ずっしりと入った餡子が嬉しいですね。食べ応えあり!
小倉あんぱん
●小倉:180円
明治7年(1874年)販売の「あんパン」。「つぶ餡」が好きな方はこちらをどうぞ。
小豆の存在感を楽しめる「あんパン」です。小豆の皮も柔らかく口の中に残らないため、「つぶ餡」が苦手な方もお試しになさってください。味わい深いパン生地との相性は抜群です。
うぐいすあんぱん
●うぐいす:180円
昭和5年(1930年)発売の、青エンドウ豆を使った「あんパン」。
優しい甘さと、青エンドウ豆の風味が楽しめます。うぐいす餡のまろやかな口当たりは、小豆餡と同様に丁寧に炊かれていることがわかる一品です。
くりかぼちゃ
●くりかぼちゃ:220円
かぼちゃの種がトッピングされた「あんパン」。
いくら食いしん坊とはいえ、あんぱん5つ目となるとさすがにお腹がキツくなってきました。こんなパンパンなお腹でも、かぼちゃの煮物のようにほくほくでしっとりとした餡は、どこかほっとする味わいです。自然な甘さもいいですね。コーヒーや牛乳より、玄米茶と一緒に楽しみたい「あんパン」です。
「都民の日」はお得がいっぱい!
出典:東京ズーネット
冒頭でも述べましたが、10月1日は「都民の日」。この日は、都立動物園・水族園(上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園)の入園料が無料となります。もちろん、都民の方に限りません。おとなの方も、お子さまも、どなたも入園無料です。その他、東京都で管理する博物館・美術館・庭園・植物園等も、一部の施設や特別展示などを除き入場が無料となっています。今年(令和4年)の都民の日は土曜日。混雑が予想されますが、ご家族でお出かけしませんか。
都民の日における施設無料公開及び記念行事について
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/08/24/11.html
まとめ
この記事では、銀座木村家の「酒種あんぱん」と、「都民の日」のお得情報をご紹介しました。過ごしやすい季節になりましたので、秋の行楽のお供に「酒種あんぱん」はいかがですか。最後までご覧いただきありがとうございます。