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天狗や赤鬼の「門寄り」の経路を可視化するARアプリ「おにどこ」が目指す、新しい祭り継承の形とは

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愛知県豊橋市「安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)」において毎年2月10日・11日におこなわれる「豊橋鬼祭」。この祭りで利用されている「おにどこ」は、祭事の最中に天狗や赤鬼を追跡したり、AR(拡張現実)によって赤鬼に触れ合うことができたりするアプリです。このアプリにより豊橋鬼祭の町を廻る天狗や赤鬼の移動「門寄り」を可視化することで、祭り見物や運営の準備、アーカイブなどの観点から様々な効果がもたらされています。

また、このアプリは機能先行という狙いだけでなく、これにより祭りがいっそう地域に根付くことを想定されているようです。持続可能な祭り運営に向けて、情報技術はどのように関わっているのでしょうか?

今回はこのアプリを運営する「おにどこ実行委員会」のメンバーである、豊橋技術科学大 ...

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