➂江包・大西のお綱祭り【奈良】
江包と大西地区の間で行われる「お綱はんの結婚式」。上流から流れてきた2人の神様を、江包は素盞鳴尊(スサノオノミコト)、大西は稲田姫を助け、2人が正月に結婚式をあげたことに由来すると言います。泥相撲をとっている男綱を仲人役が呼び使いにいき、7度半行き来があってやっと男綱が動き出し、おごそかに入舟の儀式が始まります。
三輪山の麓でお綱祭り。初瀬川を挟んだ二つの集落の泥塗れの衆が、それぞれ巨大な男性の象徴たる男綱と女性の象徴たる女綱を大勢で担いで運び、間の神社で遂に合体を果たすというシンプルでダイナミックな祭りでした。これがスサノオと櫛名田比売だという由来も興味深い。神社は素盞嗚神社という。 pic.twitter.com/b4NY8iNGUJ
— 松村武 (@maturasu) February 11, 2019
■日時:毎年2月11日(建国記念日)
■会場:奈良県桜井市江包・大西
■交通:JR巻向駅から徒歩で20分
http://www.pref.nara.jp/17619.htm
➃ごんぼ祭り【三重】
氏子たちが威勢良く担ぐ男女のシンボルのお神輿が、境内を練り歩きます。その後、氏子の厄を祓う「弓神事」、ボラ(鰡)を直接手でふれずにおろす「マナイタ行事」が古式どおりに行われます。祭礼に は当屋の調理したゴボウ(牛蒡)が朴の葉に盛られ、ボラとともに神前に供えられます。それが「ごんぼ祭(牛蒡祭)」と呼ばれる由来だとか。また、この祭りにインスピレーションを受けた矢口監督(『ウォーターボーイズ』)が美杉町を舞台に映画『WOODJOB 神去なぁなぁ日常』を撮影したんだとか。
■日時:毎年2月11日(建国記念日)10時~
■会場:仲山神社(三重県津市美杉町下之川5293)
■交通:JR名松線「伊勢鎌倉駅」から徒歩で約15分
【男根とごぼう】巨大な男根神輿と女陰神輿が境内でぶつかり合い、最後に合体する『ごんぼ(牛蒡)祭り』が、三重県津市の仲山神社で2月11日(祝)開催。男根女陰が合体後、味噌であえたごぼう料理が振る舞われる。https://t.co/4TpE6QdD9a pic.twitter.com/9ATcIAvSYv
— ほいじんが (@garaguda) January 20, 2019