Now Loading...
マツログ

世継地蔵尊大祭は2月の京都を代表する火祭り!一億劫日功徳日のご利益とお接待とは?

世継地蔵尊大祭は2月の京都を代表する火祭り!一億劫日功徳日のご利益とお接待とは?

お祭りの舞台は京都・上徳寺

京都・上徳寺。こちらは昔話にもなっている弁慶と牛若丸(源義経)が出会った伝説で有名な場所、五条大橋のほど近くにある浄土宗のお寺です。今回はこの上徳寺で毎年2月8日に行われている「世継地蔵尊大祭」をご紹介します!

上徳寺と言うお寺名の由来には、徳川家康が関係しています。徳川家康の側室であった阿茶局(あちゃ の つぼね)と言う人物がいますが、彼女の法号が「上徳院」。彼女が開基となり、叔父の伝誉蘇生上人(でんよそせい しょうにん)を迎えて開山されたお寺なのでこの名前が付いているそうです。開山の際には、徳川家康のサポートもあったんだとか。

14時から柴灯護摩供養が行われるとのことで早めに来てみると、すでに境内にはたくさんの参拝客がいます!

境内の中央には杉の葉が詰まれ、その周りを結界で囲んでいます!こちらで後ほどお焚き上げが行われるとのこと!

境内にはお地蔵さんがたくさん

上徳寺は「世継地蔵尊」と言われるようにお地蔵さんのお寺です。境内奥の地蔵堂に安置されている世継地蔵を筆頭に、ご利益に合わせたたくさんのお地蔵さんが存在します!ちなみに近隣の方からは「京のよつぎさん」と呼ばれ親しまれているそうです!

こちらは地蔵堂の裏にある各お地蔵さんのお堂です。「延命」や「身代り」、「歯固め」など様々なご利益を冠したお地蔵さんがいます。

ところで、お祭りが行われる2月8日は「一億劫日功徳日(いちおくこうじつくどくび)」と言われ、なんと一億日分のご利益が得られる日なんだとか!子孫繁栄や安産祈願をはじめ、福をいただける日とのことでありがたいですね!(ちなみに一億日は単純計算で約27万4000日!それだけ末永く子孫に恵まれるようにと言う意味合いもあるようです。)

そんな縁起のいい日はお地蔵さんにお祈りするのと共に、護摩供養してみるのはいかがですか?境内で販売されているこちらの護摩木に祈りを込めながら名前を書いてお納めすることで、お祭りに合わせてお焚き上げしてもらうことができます。

山伏が活躍!

柴灯護摩供養がはじまる14時を目前にして、地蔵堂の前にお坊さんや山伏が現れました!

地蔵堂に向かってお祈りを捧げます。般若心経が唱えられていますね!

地蔵堂で儀式を終えた山伏が、冒頭で紹介した結界に向かって進んできます。ほら貝を吹きながら登場し、境内が独特な雰囲気に包まれます!

高く、矢を放つ!

柴灯護摩供養のはじまりは矢の奉納からです!

矢のスタンバイが進みます。

空高く矢が放たれました!

矢は四方に向かって放たれます。こんなに遠くまで飛ばすこともありました!

矢を放つ際には山伏による口上もあるので、合わせてご覧ください!

最後はお焚き上げ

矢を放った後は、いよいよお焚き上げです!山伏が杉の葉の山へ火をくべていきます。

だんだんと火が広がり、境内に煙が立ち込めます。次々と山伏によってお経が唱えられ、これはすごいです!

このすごさをぜひ動画でもご覧ください!

ありがたいご接待

世継地蔵尊大祭の日は、なんと境内で無料のご接待を受けられちゃいます!こちらは多幸焼と称したたこ焼きを、次から次へと焼いて振舞っています!

私も1ついただきました!ふわふわでおいしかったです。さすが関西!

お次は粕汁のお接待!まだまだ寒い2月のお祭りだけに、酒粕の入ったこのお椀はしみます!

なんとホットドッグのご接待までありました!至れり尽くせりですね!

上徳寺の世継地蔵尊大祭、いかがでしたでしょうか?山伏による矢の奉納からお焚き上げ、そしてユニークでありがたいご接待まである2月の京都を代表するお祭り。一億劫日功徳日のご利益にもあずかりに、ぜひ来年は来てみてください!

written by
高橋 佑馬

高橋 佑馬

1991年生まれ。仙台出身、埼玉育ちの祭り好きです!東北、関東のお祭りがメインですが、全世界おもしろいお祭りがあったら駆けつけます!お祭りのレポートは現地の臨場感を大切に写真・動画を活用し紹介。各地のグルメ情報もお伝えします!
お祭りの最新情報をチェック!

あわせて読みたい