どうも。奇祭ハンターのまっくです。今回は疫病退散を願って、インパクト抜群の全国のエモすぎる太鼓踊りを7つ紹介します。日本の「太鼓踊り」カルチャーの振り幅のヤバさ、地方で超進化を遂げた圧倒的なダイバシティに全俺を震撼させてください。日本のソウル・ダンスはいいぞぉ!
「太鼓踊り」(たいこおどり)とは、舞い手が太鼓を演奏しながら踊る風流踊(ふりゅうおどり)の一種で、雨乞踊・かんこ踊・ざんざか踊とも呼ばれます。元来、太鼓は神を降ろすための呪具で、災厄を祓うとされてきました。そのため、太鼓踊りには疫病退散や供養のための念仏踊や、太鼓の音が雷鳴を思わせることから雨乞踊の要素も入り、また古くからある田楽踊がド派手に感化されて風流(ふりゅう)化したものも多いそうです。なお、風流踊は2020年に国の文化審議会がユネスコ無形文化遺産登録を目指す国内候補に選び、大きな話題となりましたよね。
〇ユネスコ申請対象の風流踊、全37リストはコチラ
「風流踊りがユネスコ無形文化遺産登録申請へ。対象の民俗芸能を紹介!」
そもそも風流踊(ふうりゅうおどり)とは、ド派手な仮装や異装束で着飾り、笛や太鼓で囃し、歌い、主に集団で踊る踊りです。疫神祭(京都のやすらい祭りなど)や田楽などを起源として戦国期に盛んとなり、後に念仏踊や盆踊り、雨乞踊、太鼓踊、鹿踊、剣舞(けんばい)、浮立(ふりゅう)など日本の多くの民族芸能の源流となりました。
この戦国乱世に盛んになった風流踊の美的センスを支えたのが「風流」(ふりゅう)という価値観。これは現代のまったりエモい風流(ふうりゅう)とはむしろ真逆で、ショッキング&華美な趣向を凝らした「祭りは目立ったもん勝ちやぁぁぁ!」な熱く激しい戦国バサラなスピリッツを指しました。
#ド派手は正義
これはストイックな侘び&寂びとは対極にある美的センスで、このギラギラした野生味あふれる戦国バサラなフリュウの体現者(インフルエンサー)たちは風流者(ふりゅうざ)と呼ばれ、後の「ひょうげ者」や「かぶき者」にも影響し、少しずつ形を変えて多くのフォロワーを生み出しました。もっとも華美でド派手な贅沢が禁止された江戸時代になるとこの戦国バサラな熱いフリュウ魂は失われ、次第に薄まっていったようです。
#風流者(ふりゅうざ)→バサラ→ひょうげ者・数奇者→傾奇者(かぶきもの)・伊達者という系譜
「俺たち風流者(ふりゅうざ)。ワビ&サビやキレイ数寄なんぞ知るか、ボケぇ! 祭りは人の度肝を抜いてナンボ、目立ったもん勝ちやろがい!」(※イメージです。画像は俵屋宗達「風神雷神図」より。そう言えば雷神様も太鼓を背負っているし、彼らって雨乞いの神だよネ)
前置きが長くなりました。今回は完全なる独断と偏見で、この戦国バサラなフリュウ魂の原液が未だ色濃いか(原液濃縮かよ!)、あるいは戦国フリュウが地方文化と独自に悪魔合体したか?と想像をかき立てる、個性が強すぎる「太鼓踊り」を7つ、独自に濃縮セレクトします。
鹿踊(ししおどり、しかおどり)は、江戸時代の南部氏領(盛岡藩陸奥国領)と、ミスターかぶき者こと伊達政宗が率いた伊達氏領(仙台藩や宇和島藩伊予国領など)を中心に伝わる伝統舞踊です。
大別して2系統あり、南部氏領の鹿踊が舞い手が演奏を行わない「幕踊系」にカテゴリーされるのに対し、伊達氏領の鹿踊は舞い手が太鼓の演奏を行う「太鼓踊系」に分類され、太鼓踊りの流れを組みます。頭に被る太鼓踊系のしし頭の圧倒的な怪獣感が激ヤバ!(ちなみに幕踊系のしし頭はリアルな獣性から遠ざかった抽象化と記号化が進み、こっちはこっちで謎の異星人感がヤバいです)。
新宿にある西向天神社の5月の例祭に奉納された「東京鹿踊」による鹿踊(太鼓踊系)じゃ。20分以上の演舞をまとめただいじぇすと版よ。黒い獅子頭、華やかな絵柄が書かれた背中の「流し」、長く伸びた「ササラ」など、装束にも注目じゃ。全集中、獣の呼吸!#鹿踊 #東京鹿踊 #好きな祭りの話をしよう pic.twitter.com/RGjMV9E6RP
— 奇祭ハンター Mac (@Mac40626899) April 29, 2020
東京鹿踊による鹿踊奉納(@西向天神社)
毎年9月中旬に3日間にわたって開催され、100基を超える神輿などの豪華絢爛なド派手パレードが展開される「花巻祭り」では、この太鼓踊系の鹿踊を数多く見ることができます。なお、東日本の太鼓踊りは一人立の獅子舞という形式を取りますが、一般的な太鼓踊りは西日本に広く分布しています。順に見ていきましょう。
かんこ踊りは三重県に伝わる太鼓踊で、胸にかんこ(羯鼓)と呼ばれる締め太鼓を下げ、両手のバチで打ち鳴らしながら輪になって踊ります。被り物や背に担ぐものが華やかでド派手なまごうことなき風流(ふりゅう)芸能です。かんこ踊りは北陸など全国に分布していますが、三重県で最も濃密な風流進化を遂げ、現在はお盆に精霊送りとして踊られる念仏踊系と、4月・10月の春と秋に踊られる疫病退散の雨乞踊系の2系統に分かれます。
中でも猟師町で毎年8月13~15日に毎晩行われる「猟師かんこ踊り」は、初盆を迎えた家々を回り、夜通し踊る供養の念仏踊です。頭にシャゴマと呼ばれる派手な花笠を被り、漁師町らしく紺の波文様に染め抜いたハッピ・手甲・脚半を装着。精霊の化身となって力強く踊ります。一説では精霊に敬意を払って目を合わせないようにするためとも言われる、どこか忍者を彷彿とさせる異装束がヤバいです。
ほかにもどこか南国ハワイアン感がある装束の「佐八町かんこ踊り」や、太鼓を口に加えて踊る「加太板屋のかんこ踊り」、竹に火をつけて振り回す火振りを披露する(まさにフリュウ!)「多気町のかんこ踊り(火振り踊り)」など、三重のかんこ踊りカルチャーは地域によって特色のある多様なダイバシティ進化を遂げています。
やっぱり1年で一番大好きな日
猟師かんこ踊り
3日間お疲れ様でした
楽しかったですかっこよかったです#猟師かんこ踊り #かんこ踊り #おみくじ pic.twitter.com/8AgxQjtrB0— 優姫 (@ry_kai1218to) August 16, 2019
「黒川の花傘太鼓踊り」は、毎年4月第三日曜、滋賀県の山里集落、黒川の大宮神社で奉納される祭礼です。室町時代の風流踊にハッキリと原型をもち、これもまた雨乞いとその返礼踊りとして踊ります。花傘を被った太鼓打ち法螺貝吹きの衣装も華やかですが、鬼面を被り、軍配と棒を持って踊る棒振りの奇抜な異装束がひと際目を引きます。
土山町黒川の花笠太鼓踊り。 pic.twitter.com/lyyvQadPri
— Koji Tsujimura (@crossroads99) April 21, 2019
江戸時代初期、雨乞信仰は太鼓と結びついて西日本中に広がっていきました。「表佐(おさ)太鼓踊り」は、毎年10月の第一日曜に行われる、盆踊り王国・岐阜県が擁する雨乞踊であり、雨が降った後の礼踊りです。娯楽や鍛錬の追求がエスカレートした結果、太鼓がどんどん大きくなり、現在は直径1.0~1.3メートル・重さ50~60キロもの大太鼓を腹につけて踊ります。
#垂井町 #表佐 #太鼓 #踊り pic.twitter.com/S53PZXp5AT
— Tadamune Mizuno (@1960Tdmn) October 7, 2018
鹿児島の太鼓踊りは、江戸で大流行していた疫病を駿河の念仏踊が鎮静化させたという噂を島津義弘が聞きつけ、薩摩に移植。以来、鹿児島では集落ごとに特色のある太鼓踊りカルチャーが花開き、現在でも約200の太鼓踊りが雨乞いや疫病退散を祈願して踊られています。
中でも大里地区の農村エリアで毎年8月7日に近い日曜日に行われる「市来(いちき)の七夕踊り」は、異彩を放つ造形の虎や牛の動物張り子が登場した後、琉球王の行列、大名行列がド派手な祝賀パレードが特徴的で、最後に太鼓踊りが登場するという異色の祭り(念仏踊系)です。田園風景で展開される一大カーニバル感がヤバいです。
明日は、いちき串木野市で国指定重要無形民俗文化財「市来の七夕踊り」があります。http://t.co/rVOaTJTuyd 台風大丈夫かな。 pic.twitter.com/MMvwqFgQuL
— 薩摩半島民俗文化博物館 / Ken (@goisitya) August 9, 2014
三島村の硫黄島で毎年8月1日・2日に行われる「八朔太鼓踊り」の起源はハッキリしませんが、1598年の朝鮮出兵の際、地元民が島津義弘を助けて戦功を立てたことによる祝賀祭が起源と言われています。
矢旗を背負い、太鼓を抱えた踊り手と、鉦を持った歌い手が歌い、踊った後、決して逆らうことは許されない天下御免の仮面神メンドンが乱入! 手に持つ神木スッペンで観客をシバき上げて暴れ回り、悪霊を祓います。南国の離島で来訪神ミーツ太鼓踊り。
なお同じく三島村の竹島で同時期に行われる「竹島八朔踊り」(ボゼ踊り、高面)、黒島で12月に行われ、ゴブリンめいた異形の仮面が多数登場する「黒島大里八朔踊り」も仮面の奇祭として要チェックです。
メンドン“奇襲” 厄払う 三島・硫黄島で八朔太鼓踊り https://t.co/YMGGYzhTX5 #南日本新聞 #鹿児島 pic.twitter.com/QSIV4hNLvu
— 373news.com 南日本新聞 (@373news_twit) September 11, 2018
浮立(ふりゅう)とは、豊年感謝を示して秋に奉納される佐賀県を代表する神事芸能です。字こそ違えど、浮立(ふりゅう)という名称がもう戦国のフリュウ魂を受け継いでそうですよね。
中でも毎年10月15日に近い休日に奉納される「市川の天衝舞浮立」(てんつきまいふりゅう)では、舞い手が7キロもあるド派手な角状のテンツキを頭に装着。腰にはゴザ、両手にバチを持った「仮面ライダー響鬼」スタイルで悪大太鼓を打ちます。そのタツノコプロ的なヒーロー感ある装束が激ヤバ! 舞い手が太鼓を担ぐわけではないものの、選ばれた一人が太鼓を打つこの芸能も広義の意味での太鼓踊りと言えるようです。
【天衝舞浮立】
18日(土)富士町市川 諏訪神社にて開催。
「佐賀県重要無形民俗文化財」にも指定されている勇壮な浮立です。
詳しくはさがぐらしはじめませんかfb→https://t.co/gggJrjBkJJ pic.twitter.com/dQxDYQ7zC0— 佐賀市公式ツイッター (@sagacitykoho) October 17, 2014
https://www.youtube.com/watch?v=Z_4gCZ53WE0
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太鼓踊りではないのかもしれませんが、ひょうげ系の太鼓祭りとして勝山左義長も挙げておきます。勝山左義長とは、左義長(※地方によってどんと焼き、鬼火などとも言う)の一種で、最終日の夜にどんと焼きを行うのはもちろん、カラフルな色短冊と御神体を飾り、勝山左義長ばやしでドンドコ盛り上がります。勝山左義長ばやしでは、ド派手で華美な長襦袢姿の老若男女が「浮き太鼓」を披露。
「浮き太鼓」は、地打ち方、浮き方、座り方(何とその名の通り太鼓に座る役!)の3人が、「浮かれながら」太鼓を叩く(ひょうげ者かよ!)というのが何とも風変わりです。
#ひょうげは正義
先日、奇祭&温泉の旅行計画を立てていたら、温泉むすめなるものを発見しました。日本全国の有名な温泉地がキャラクター化されているようでして。最近は戦艦でも動物でも何でも擬人化される世の中なのですね。そして確信したのです。これは近い将来、奇祭の擬人化、「奇祭むすめ」もあり得るなと。氷瀑ちゃんや牛鬼ちゃん、ボゼ美など、妄想が止まりません。
どうも。奇祭ハンターのまっくです。というわけで全国の奇祭がキャラ化される未来に備え、独断と偏見で全国の都道府県からおすすめの奇祭を選び、「全国奇祭47リスト」を作成しました。暫定メンバーなので、順次更新していく予定です。あなたの押しフェスを見つけるのに役立ててもらえると幸いです。

(氷瀑祭り)
北海道 氷瀑祭り/天狗の火渡り(7月・9月)/イオマンテ/オッパイ山祭り/まりも祭り/北海へそ祭り

青森県 はげ頭吸盤綱引き/キリスト祭/おこもり/騎馬打毬
岩手県 すみつけ祭り/蘇民祭/大東大原水かけ祭り/チャグチャグ馬コ/あわしま・こんせい まぐわい祭/水しぎ/けんか七夕/鬼剣舞/又兵衛祭
宮城県 米川の水かぶり/石巻アンバサン/火伏せの虎舞/全国こけし祭り
秋田県 六郷の竹打ち/なまはげ柴灯祭り/天空の不夜城/牛乗り・蜘蛛舞/亡者踊り(西馬音内盆踊り)/飾山ばやし(角館祭り)/金澤八幡宮伝統掛唄大会
山形県 やや祭り/加勢鳥/人間将棋/小玉川熊祭り/化け物祭/日本一の芋煮会/豊烈神社の打毬
福島県 高田大俵引き/高柴デコ祭り(高柴ひょっとこ踊り・高柴七福神踊り)/相馬野馬追い/七日堂裸参り/飯坂けんか祭り/松明明かし/木幡の旗祭り/会津のかんしょ踊り

茨城県 マダラ鬼神祭/馬出し祭/小田祇園祭(大獅子VS神輿)/つく舞/タバンカ祭/大洗あんこう祭/古河提灯もみ/悪態祭り/西塩子の回り舞台(3年に一度)
栃木県 まゆ玉市/間々田のジャガマイタ/那須殺生石・御神火祭/御神酒頂戴式/山あげ祭/じかたまじない/ど田舎にしかた祭り/悪口祭り/強卵式
群馬県 鳥追い祭り(どんと焼き)/春駒祭り/湯かけ祭/吉井どろんこ祭り/渋川へそ祭/ヤッサ祭り/猿追い祭/老神温泉大蛇まつり

埼玉県 ジャランポン(葬式祭り)/平方のどろいんきょ/出来島あばれ祭り/甘酒こぼし(猪鼻の甘酒まつり)/脚折雨乞(4年に1回)/龍勢祭り
千葉県 髭なで祭/和良比はだか祭り(どろんこ祭り)/にらめっこおびしゃ/ばか面踊り(ばか面パレード)/馬出し祭/大原はだか祭/鬼来迎/芝山はにわ祭/大根祭り(あらい祭り)
東京都 雷の大般若/水止舞/佃島念仏踊り/錦糸町の河内音頭/新島の大踊/下平井の鳳凰の舞/東京花祭り/王子の狐行列
神奈川県 チャッキラコ/かなまら祭/笠懸/お札巻き/み霊祭り/面掛け行列/山北のお峰入り

(お熊甲祭)

(杵振り花馬祭り)
山梨県 一之瀬高橋の春駒/天津司の舞/おみゆきさん/お松引き(巨大松飾)/吉田の火祭り/藤切り祭/藤木の道祖神太鼓乗り/無生野の大念仏/安産祭り
長野県 御柱祭(次回は2029年)/野沢温泉の道祖神祭り/やきもち踊り/宮田祇園祭(あばれ神輿)/神明神社例大祭お舟祭り(天狗祭り)/松本かえる祭/御舟祭り/雨宮の御神事/和合の念仏踊り/奈良澤神社大例祭(大天狗の舞)/塩嶺御野立記念祭(日本一短い奇祭)/ささらすり/別所温泉の岳の幟
岐阜県 白川郷の春駒踊り/花奪い祭(六日祭)/燈籠祭り/下呂の田の神祭(豊作予祝祭)/手力の火祭り(4月・8月)/蛭川の竿振り花馬祭り/生きびな祭/ひんここ(春・秋)/郡上踊り/池ノ上みぞぎ祭り/乞食祭り/へぼ祭り/雨宮の神事芸能(3年に一度)


京都府 鞍馬の火祭り/法界寺裸踊り/玄武やすらい祭(やすらい花)/祇園祭あばれ観音/あがた祭り/一条百鬼夜行
大阪府 一夜官女祭/四天王寺どやどや/セルフ祭/やっさいほっさい/西小路天狗祭り
兵庫県 まいそう祭り/古式追儺式/男仮装花嫁行列/愛宕の火祭り/蛇供養/灘のけんか祭り/ネッティ相撲/一つ山(60年に一度)・三つ山(20年に一度)/魚吹の提灯祭り/阿万の風流大踊小踊、内膳の火踊り、弁天祭り(淡路島)
奈良県 おんだ祭/江包・大西のお綱祭り/砂かけ祭り/鎮花祭(はなしずめの祭り、薬祭り)/蓮華会・蛙飛び行事/十津川の大踊り
和歌山県 御燈祭り/雛流し/イノブータン王国建国祭/笑い祭/那智の火祭り(那智の扇祭り)/椎出鬼の舞

鳥取県 蛸舞式神事/若桜神社祭の本面/八朔祭(赤ちゃん泣き相撲)/わかさ祭り(若桜神社祭の本面、隔年)/因幡の麒麟獅子舞
島根県 墨つけとんど/萬歳楽/布施の山祭り(隔年)/ガッチ祭/津和野弥栄神社の鷺舞い/諸手船神事/ホーランエンヤ(10年に1度)/日原の裸神輿(水神輿、きてみん祭)/鷲原の暴れ神輿/布施の山祭り(隠岐)
岡山県 西大寺はだか祭/お船曳き/護法祭/素隠居(すいんきょ)/土下座祭り/べちゃ祭り(塩生神社秋例祭)/井原鬼祭り/白石踊/大宮踊
広島県 ベッチャー祭/久井はだか祭/三次物怪まつり/壬生の花田植え/管弦祭・玉取祭(厳島神社)/小屋浦のマッカ
山口県 闘鶏踊り/通くじら祭/山口七夕ちょうちん祭り/数方庭祭/柳井金魚提灯祭り/鷺舞い/狐の嫁入り/笑い講

(阿波踊り)

福岡県 大善寺玉垂宮の鬼夜/鷽替え・鬼すべ神事/玉取祭(玉せせり)/粥占祭/柳川のさげもん/泥打ち祭/門前真舞祭(太宰府まほろば衆)/こっぱげ面/久富の盆綱曳き(黒鬼)/臼かぶり/玉せせり/おしろい祭/きせる祭/田代の風流/感応楽
佐賀県 十八夜(どてまかしょ、ジャーモン)/小友祇園祭/伊万里トンテントン祭り(伊万里くんち)/どっちゃん祭/鹿島ガタリンピック/バルーンフェスタ/天衝舞浮立/取り追う祭(12月最初の卯の日の前夜)
長崎県 ヘトマト(五島列島)/ 観櫻火宴/脇岬ケンカ祭(脇岬祇園祭)/チャンココ(五島列島)/畳破り/大宝の砂打ち(砂鬼サントーラ)/みそ五郎祭り/平戸のジャンガラ/壱岐キンニャモニャ踊り(壱岐諸島)
熊本県 火振り神事/山王さん祭り/宮地岳かかし祭/植柳盆踊り/この宮踊り/山鹿灯籠祭り/火の神祭り/臼太鼓踊り/東方組太鼓踊り/なれなれなすび踊り
大分県 修正鬼会/別府の湯ぶっかけ祭り/姫島盆踊り/ケベス祭/諸田山神社御田植祭/ひょうたん祭り/木浦すみつけ祭り(隔年)/吉弘楽
宮崎県 日向ひょっとこ夏祭り/倉岡神社のハレハレ(隔年)/ヨイマカ祭り/五ケ瀬の荒踊
鹿児島県 くも合戦/市来の七夕踊/悪石島のボゼ/ヨッカブイ/仮面神メンドン(八朔太鼓踊り)/甑島のトシドン/与論十五夜踊り(与論島)/シチョガマ・平瀬マンカイ(奄美)/諸鈍シバヤ(奄美)/キトバレ踊り・テンテン踊り・ムチモレ踊り(奄美)/ソーメンガブー
沖縄県 サングヮチャー(平安座島)/パーントゥ・プナカ(宮古島)/ムシャーマ(波照間島)/那覇大綱引き(沖縄本島)/獅子神(シーシーガナシー)
春になると、大阪のあちこちで桜が咲き始めます。数あるお花見スポットの中で、特におすすめできる場所を厳選してご紹介します。今年のお花見場所を選ぶ参考にしてみてくださいね。
約560mにわたって、およそ350本の桜が咲く桜並木。普段は立ち入り不可の通路を、一方通行に進むことから「桜の通り抜け」と呼ばれ、明治から続く風物詩です。約130種と品種が多いことも人気のひとつで、珍しい桜を見ようと毎年多くの人が訪れています。
【場所】大阪府大阪市北区天満1−1−79
【アクセス】地下鉄・京阪「天満駅」より徒歩15分
【料金】無料
毛馬洗い堰から天満橋までの河川敷約4.2kmに咲く、約4800本のさくら並木は必見の美しさです!桜の時期には露店が並び、夜はライトアップされた夜桜を観賞できます。のんびりと桜の下を散策するのにぴったりのお花見スポットです。
大阪の桜の開花発表は今日もお預け…。マジック1で優勝できない野球チームのようなもどかしさを感じている方もいるかと思うので、大阪の桜の名所・毛馬桜之宮公園の満開の桜をどうぞ
(写真は2011年撮影) pic.twitter.com/HInzEDymzw— 京阪電車おでかけ情報【公式】 (@okeihan_net) 2015年3月25日
【場所】大阪府大阪市北区天満・他
【アクセス】JR「桜ノ宮駅」または「大阪城北詰駅」からすぐ
【料金】無料
全園で約3000本、西の丸庭園には約300本の桜が植えられています。西の丸庭園で桜の期間中に開催される「観桜ナイター」では、ぼんぼりに照らされた夜桜と、背後に見える天守閣の幽玄な情景を楽しむことができ、おすすめです。
西の丸庭園には、大阪の桜の「標本木」もありますよ。
【場所】大阪府大阪市中央区大阪城1
【アクセス】JR大阪環状線「大阪城公園前駅」からすぐ
【料金】西の丸庭園 350円(観桜ナイター開催期間中)
日本万国博覧会跡地に作られた公園で、約9種5500本の桜が植えられており、そのうち約2400本はソメイヨシノです。「日本さくらの名所100選」にも選ばれた桜の名所であり、園内には大型遊具や日本庭園もあって、家族連れでお花見に出かけても、一日中飽きません!
昨日は、万博記念公園へ花見に行ってきました🌸桜満開でめっちゃ綺麗でした💕☺️ pic.twitter.com/1CL4cpDHgC
— sakotan🍠 (@sakotanuritan) 2017年4月10日
【場所】大阪府吹田市千里万博公園1−1
【アクセス】大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩5分
【料金】大人250円 小人70円
「日本の歴史公園100選」にも選ばれている大仙公園は、仁徳陵古墳と履中陵古墳のあいだに広がる広大な公園です。園の中央にある「どら池」周囲には約400本の桜が咲きます。児童の森や芝生の広場もあり、家族連れでピクニック気分でお花見できる、おすすめスポットです。
桜はいいなぁ😊
満開の桜見れるのも昨日で最後かな🌸#大仙公園 pic.twitter.com/SInv1CvarW— ゆっぴぃ⑅◡̈* (@kirakira_odasan) 2018年4月2日
【場所】大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2−204
【アクセス】JR阪和線「百舌鳥駅」から徒歩5分
【料金】無料
五月山は標高315.3mの山で、公園入り口から山頂の展望台まで、山のいたるところで桜を見ることができます。ハイキングコースや植物園、動物園などがあるので、家族で1日かけてゆっくりとお花見に出かけるのにおすすめです!
【場所】大阪府池田市綾羽2−5−33
【アクセス】阪急宝塚線「池田駅」から徒歩15分
阪神高速11号池田線「川西小花出口」から車ですぐ
【料金】無料
四天王寺は、聖徳太子が四天王を慰安する目的で建立された寺院といわれています。「極楽浄土の庭」のある本坊庭園では、約50本の桜を美しい庭園とともに眺めることができますよ。
「四天王寺の桜」
地元の桜はそろそろ終わりですがiPhoneのカメラロールは満開です笑
今日も良き1日をお過ごしください( ´ ▽ ` )ノ#写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/bVlPgQtQBu— wasabitool (@wasabitool) 2015年4月8日
【場所】大阪府大阪市天王寺区四天王寺1−11−18
【アクセス】天王寺駅から徒歩12分
【料金】庭園/大人300円 大学生以下200円
通称「ひらパー」で親しまれている遊園地、ひらかたパーク。園内ではソメイヨシノを中心に約300本の桜を見ることができます。桜の枝をかすめるように走るジェットコースターはスリル満点です!観覧車へと続く坂道は桜のトンネルのようになっており、乗る前からワクワクします。もちろん、観覧車から眺める桜もおすすめです。
今日、桜が満開となったひらかたパーク。https://t.co/csmsv2oVbq
桜の時期には、ジェットコースターに乗りながらお花見もできるんです。
(4月3日撮影)#ひらパー #お花見 #桜 #桜とる人おけいはん pic.twitter.com/wXYleLGvGF— 京阪電車おでかけ情報【公式】 (@okeihan_net) 2016年4月3日
【場所】大阪府枚方市枚方公園1−1
【アクセス】京阪電気鉄道「枚方公園駅」から徒歩3分
【料金】大人1400円 小人800円
約730本の桜が植えられている黒鳥山公園には、大きな運動公園・アスレチック・展望台などがあり、家族連れで訪れるにもぴったりです。園内ではバーベキューもできるので、お花見バーベキューを満喫してはいかがでしょうか。
【場所】大阪府和泉市黒鳥町4−531−1
【アクセス】JR阪和線 「和泉府中駅」からコミュニティーバス(めぐ〜る)阪和線ルート乗車〜「山荘」下車から徒歩5分
【料金】無料
大阪城に比べて比較的空いているので、お花見の穴場的スポットです。約170本の桜が咲き、夜にはぼんぼりも点灯され、屋台も並びます。天守閣が夜間開城されるので、そこからの眺めもおすすめです!「お城まつり」では、餅つき大会など、さまざまな催し物がありますよ。
たまたま近くに用があったので。意外とまだ桜散ってなかった∈( ˶´⚰︎`˵ )∋
岸和田城の桜https://t.co/vGhYja3LIV#桜 #春 #城 #大阪#iPhone越しの私の世界 #cherryblossoms #spring #castle #osaka pic.twitter.com/ZIz48NKYvE— nimo@自作カレンダー販売中 (@nimo_wiz) 2017年4月14日
【場所】大阪府岸和田市岸城9−1
【アクセス】岸和田駅から徒歩10分
【料金】天守閣/大人300円 中学生以下は無料
大阪には、広い公園でのんびりお花見したり、天守閣と桜の組み合わせを楽しんだり、遊園地で遊びながら桜を眺めたりと、さまざまな楽しみ方ができる場所がたくさんあります。
桜が咲き始めたら、いろいろな楽しみ方でお花見を満喫してくださいね!