どうも。奇祭ハンターのまっくです。今回は、実は2月が旬!冬の祭りの「華」ともいえる裸祭りを大特集。「やっぱ男は顔より体よ、筋肉よ!」という方は必見です。
大勢の裸体の漢たちが密集するその性格から、オミクロン株の感染流行の真っ只中で、次々と中止や縮小に追い込まれる今年の裸祭り。しかぁし、そんな時だからこそしっかりと「裸祭り」の基本をこの辺で概観しておこうじゃないか。今回は全国から数ある「裸祭り」を
➀超王道の3選
➁変わり種の3選
➂その他16選
に分類して紹介するゾ。さぁ、それでは行ってみよう!
ここでは、その規模と知名度から「日本三大祭り」(全俺調べ)と呼んでも差し支えないであろう「裸祭り」を3つ厳選して紹介します。なお3つとも開催時期は2月で(※蘇民祭は旧暦の関係で1月開催となる場合あり)、すべて日本三大奇祭の異名を持っています。
写真:(社)マツリズムより提供
キャッチコピーは「裸の男と炎の祭」。災厄を払い、五穀豊穣を願う裸参りに始まり、柴燈木登(ひたきのぼり)、別当登(べっとうのぼり)、鬼子登(おにごのぼり)と夜を徹した催しが続きますが、何といっても祭のクライマックスは翌早暁にかけて繰り広げられる蘇民袋の争奪戦。厳寒をものともせず裸の男達のエネルギーが激しくぶつかり合う様が見所です。
その起源は、貧しい蘇民将来が牛頭天王(スサノオノミコト)から厄除けの加護を受ける岩手県の説話が由来ともされています。黒石寺のものが最もメジャーですが、蘇民祭そのものは岩手県内の複数の地域で行われています。
■日時:旧暦正月7日夜~翌早暁 ※2022年は中止
■場所:妙見山黒石寺
■交通:水沢江刺駅、水沢駅発着の臨時バスが運行
■詳細:奥州市公式ホームページ「黒石寺蘇民祭とは」
はだか祭の撮れ高です。
取り急ぎ速報で。
#国府宮はだか祭り pic.twitter.com/aAPtvLClst— miya (@miyalux) February 17, 2019
正式名称は「儺追神事」(なおいしんじ)。寺ではなく神社で行う「裸祭り」。祈祷と神籖によって選ばれた一人の儺負人(神男)を巡り、8000人の裸男たちが肉弾相打つアツい揉み合いを展開しますが、これは、神男に触れると厄落としができるという信仰があるからです。祭りの起源は767年、称徳天皇が悪疫退散の祈祷を全国の国分寺に命じたことがキッカケという、古き伝統ある奇祭です。
■日時:旧正月13日 ※2022年は中止
■場所:国府宮(尾張大國霊神社)
■交通:名鉄本線「国府宮駅」北口より徒歩3分、JR東海道本線「稲沢駅」徒歩15分
■詳細:尾張大國霊神社 国府宮ホームページ「はだか祭」
西大寺会陽
キャッチコピーは「500年以上続く天下の奇祭」で、日本三大奇祭の一つとも。厳冬の深夜、西大寺観音院の本堂 御福窓(ごふくまど)から投下される2本の宝木(しんぎ)をめぐって、約1万人のまわしを締めた裸の男たちが激しい「宝木争奪戦」を繰り広げます。宝木を取った勇者は福男と呼ばれ、福が得られると言われています。例年であれば少年はだか、女性はだか、奉納演舞、会陽冬花火、露店の出店などもあります。
■日時:2022年2月19日(毎年2月第三土曜)※2022年は関係者のみで実施
■場所:西大寺観音院
■交通:JR西大寺駅から徒歩約10分
■詳細:西大寺ホームページ「会陽(えよう)-裸祭」
集まる裸男たちの数でいうと上記で挙げた3つが強豪であることは間違いないのですが、ここではその一癖ある特色から推したい異色の裸祭りを3つ紹介します。

「奉納相撲」に始まり、新婚女性二人による羽根つきを挟んだ後、藁玉を奪い合う「玉せせり」、豊作か大漁を占う「綱引き」と、青年団と消防団の2チームに分かれた裸男たちによる三本勝負が行われます。フィナーレで「大草鞋」に女子を乗せて胴上げしながら奉納するのが一番の見所なうえに、裸男たちが「ヘグラ」と呼ばれるススを体に塗りつけるのも特徴的。
ヘンテコな種目数の多さと謎さ加減でメジャーな奇祭ですが、「裸祭り」の最も原初的な形態(オリジン)を残した祭りとも言えるかもしれませんね。
■日時:毎年1月第三日曜
■場所:長崎県五島市下崎山地区
■交通:JR「長崎駅」から徒歩15分「長崎港」~高速船約1時間25分「福江港」~車約15分もしくはバス約15分「崎山」~徒歩10分
惑星直列的奇跡だと勝手に思っていたw、3月7日(土)の「浦佐毘沙門堂裸押合大祭」からの、翌日8日(日)栃尾の「ほだれ祭」というまわしが、残念ながら両方とも中止に!
む、無念・・・(´;ω;`)次回土日で回せるのは2026年の予定だゴン!
わすれずに~(;_;)/~~~ pic.twitter.com/6SQviSpuHK— えちゴン (@echi_gon) February 27, 2020
上半身裸の男衆が「サンヨー、サンヨ!」の掛け声と共に押合い、一段高い所に祀ってある毘沙門天を誰よりも早く、近くで参拝しようと押し合う奇祭。我先に毘沙門天を拝もうと集まり始め、多くの民衆が押合い始めたのがきっかけなのだとか。重さ約30kgの大ローソクを持ち運ぶことから別名「大ローソク祭り」とも言われています。また、近日に開催される「ほだれ祭」も併せて要チェックです。
■日時:2022年3月5日(毎年3月第一土曜夜)※2022年は神事のみ開催
■場所:越後浦佐毘沙門堂 普光寺
■交通:JR上越線「浦佐駅」より徒歩5分
この投稿をInstagramで見る
地元で「タコさん」「蛸(たこ)大明神」として親しまれる神社で開催。境内にある舞堂(まいどう)で、裸男たちがワラで作った蛸を掲げる男を担ぎ上げ、蛸の舞いを演じた後、丸梁(まるはり)に抱きついた主役を下から大勢でクルクルと回転させる奇祭。回転の際、主役の裸男は股間を強打するので大ダメージを食らう。
その昔、速玉男命が和歌山県の熊野灘で遭難した際、大蛸に助けられて無事に吉備国(きびのくに)へと上陸。その後、この地を訪れたという故事にちなんでいるのが由来だとか。
■日時:毎年10月第三日曜
■場所:福岡神社
■交通:JR伯耆溝口駅から車で20分
ここからは全国各地の「裸祭り」を一挙にゴバっと網羅。大別すれば、荒修行や寒中稽古のような禊(文字通り水に流す)としての修行要素が強いもの、その年の吉凶を占ったり、福男を決めたりする年占の要素が強いものの二系統に分かれると言えるでしょうか。また厳密には裸祭りとは由来が異なる水祝なども併せて紹介します。
毎年正月の1月2日、春日神社(高知県大月町)で開催。裸ではなく浴衣姿の若者たちが海水をかぶるたび、見物客から歓声が上がる。約350年前の大火事がきっかけで始まった防火祈願の正月行事。
毎年1月3日に筥崎宮社(福岡県)で開催。幸運を授かるといわれる木製の玉をめぐって裸男たちが勢い水を浴びながら、激しい争奪戦を繰り広げます。玉取祭とも。
毎年1月7日に、福満虚空藏菩薩圓藏寺(福島県柳津町)の本堂で開催。午後8時30分の一番鐘の音を合図に下帯ひとつの裸男たちが113段の石段を駆け上がり、堂内にある麻縄をよじ登ります。男性であれば年齢問わず参加OK。
■お祭り開催情報のページはこちら
毎年1月20日に、八坂神社(熊本県上津深江)で開催。神事の後、ほら貝の合図で裸男たち30人が朱塗りの御輿を担いだまま冷たい海に飛び込みます。その昔、山伏が海でみそぎをして病魔を退散させたのが始まりなんだとか。
毎年2月3日に、宝光院(ひだりめ不動、岐阜県大垣市野口)で開催。不動尊の御布札を身にまとった心男を中心に、裸男たちが杭瀬川の流れで厄をはらう「みそぎ川渡り」を行います。
毎年2月の第3土曜に開催される久井稲生神社で開催される広島県唯一の裸祭り。無病息災を願って300余名の裸男たちが2本の御福木を奪い合います。
毎年2月11日に、大原商店街(岩手県一関市大東町大原)ほかで開催。厄年の裸男たちが町中を走り抜け、桶を持って待ち構えた人々に水を浴びせかける火伏せの祭り。
■お祭り開催情報のページはこちら
毎年2月11日、新潟県魚沼で開催。猿田彦、天鈿女命、山伏、神官、巫女、婿、裃を着た雑色が町内をねり歩いた後、婿が御神水を頭から掛けてもらう「水祝の儀」を行います。うまいもの市やはと市も同時開催。
雪中花水祝 https://t.co/C0bSKkoKqg pic.twitter.com/0wEotq5BsM
— 三友組 (@mitomogumi310) February 11, 2019
毎年7月15日、八雲神社(三重県河芸町一色地内)で開催。ふんどし姿の裸男たちが3回もみ合い、最後は直径90cmほどの「たんぼざる」を奪い合い、豊漁と安穏無事を祈願します。
毎年7月第4日曜、猪鼻熊野神社(埼玉県秩父市)で開催。ふんどし姿の裸男たちが甘酒を掛け合う奇祭。
毎年9月23・24日に、千葉県のいすみ市(旧大原町)で開催。23日には十数基もの神輿が太平洋に突進しもみあい投げる「汐ふみ」を行い、24日には18基の神輿が2基並んで大原小学校の校庭で競争する「大別れ式」を行います。関東三大奇祭とも。
旧暦8月10日直前の土・日曜、矢奈比賣神社(見付天神社、静岡県磐田市)で開催。浜辺で身体を清める「浜ごり」や腰蓑を着けた裸男たちが狂喜乱舞する「鬼踊り」が行われます。
毎年9月の最終土曜に、若宮八幡宮(群馬県みなかみ町)で開催。ふんどし姿の若い裸男たちが「ヤッサ、ジンジューロー」の掛け声で境内を練り歩いた後、本殿を廻り、最後に本殿によじ登って鈴の縄を切ります。
毎年9月下旬または10月上旬の土曜日に、七久里神社(長野県飯田市山本)で開催。裸の青年が大桶を頭上で振りながら、三国煙火の火の粉の下で舞います。南北朝時代、南朝の宗良親王を慰めるために始まった鎮魂祭なのだとか。
毎年11月3日、熊野神社(兵庫県丹波市)で開催。子ども相撲の奉納や裸奉納のほか、こけら御供や福引餅まきが行われます。
毎年12月31日~1月1日、諏訪神社(秋田県一日市)で開催。冷水で水ごりをして体を清めた裸男たちが元旦除夜の鐘を合図に樽御輿を担ぎ、町内の各神社を参詣します。昔の修験者の荒修行の名残ともいわれています。
学生団体SWITCHの皆さんと、オマツリジャパン編集部が「花火大会」をテーマにした座談会を開催!女子大生にとって「花火大会」ってぶっちゃけどうなの?デートの場としてあり?なし?etc…学生団体SWITCHの皆さんにご協力いただき、花火大会にまつわるエピソードを沢山聞かせていただきました!
今回の「花火女子座談会」企画に参加していただいたのはこちらのメンバーです!
<学生団体SWITCHの皆さん>
アスカ)
地元が鹿児島。上京してから首都圏の花火大会には行ったことがない。地元の花火大会はよく行っていた。
もみじ)
近場の花火大会には足を運んでいる。戸田橋花火大会が印象的!
まい)
毎年同じ子と一緒に花火大会に行くのが恒例となっている。高3の時の花火大会でずぶ濡れになった苦い記憶アリ。
のりか)
さいたま市花火大会(東浦和 大間木公園会場)の花火大会に毎年行っている。海外の花火を観たことも!
のりかさん撮影 海外の花火大会
<オマツリジャパン編集部>
イケちゃん)
オマツリジャパン編集長。人混みが苦手だが工夫を凝らして花火大会に出かけている。
りか)
オマツリジャパン編集部。浴衣が好きで浴衣着るために花火を観に行っている。
りか)みなさんはデートで花火大会に行ったりしますか??
アスカ) 私は初デートが花火大会でした!地元が鹿児島で、六月灯っていう地元では一番大きい祭りなんですが、唯一鹿児島の人口密度がすごくなるお祭りなんですよ。
りか)すごいキレイ~!めっちゃ写真映えするお祭りですね!でも混雑もすごそう…待ち合わせ上手くできましたか?
アスカ)出来ました!ちょっと離れたところで待ち合わせして一緒に行って。
りか)地元のお祭りだと、ちょっと恥ずかしかったりしませんか?誰かしら知り合いが来ているし…
アスカ)ああもう、めっちゃ恥ずかしかったです(笑)何人かはぜったい会うので…こっそり行ってもバレたりして。自分はバレるし、逆にこれで発覚しちゃうカップルなんかもいたりして(笑)「あ!あの二人いつの間に!?」みたいなパターンもありました。
りか)甘酸っぱい!(笑)
まい)私はデートではないですが、毎年恒例でずっと同じ女友達と一緒に行ってる花火大会があります。お互い彼氏いた時期もあったんですけど…彼氏とは花火大会に行かずに、あえてその子と一緒に行ったりして(笑)
全員)(笑)
まい)もう恒例行事になっているので…お互いに友達の方を優先しちゃうんですよね(笑)一年に2回行けばいい話なんですけど…なんとなく友達同士の方が気楽で。
りか)確かにデートだと気を使ったりしますよね~
のりか)私はデートで花火大会は一回も行ったことないんですが…憧れはあります!都内とかの大きい花火大会に行って、人混みの中でも手を繋いだりしてみたいなって!
アスカ)あ~~めっちゃいい!私はまだ都内の花火大会は行ったことないので、行ってみたいですね!
りか)都内の大きい花火大会と言うと…やっぱり隅田川花火大会、江戸川区花火大会、いたばし花火大会とかですかね??
もみじ)隅田川花火大会、一度行ってみたいです!やっぱり憧れますね~。
まい)私は、いつか新潟の花火に行ってみたいです。長岡の。でも今年はコロナで中止なので残念です。
りか)地方の花火ってまた一味違いますよね~!私は長岡まつり大花火大会にはバスツアーで行きましたね。
アスカ)へぇ~バスツアーがあるんだ!
りか)運転の心配もなくて楽でしたね。桟敷席もついているので花火を観る場所にも困らないし…花火大会の後には温泉に入ってから帰れるので良かったです!
アスカ)めっちゃいいな~!私も長岡に行ってみたいんですよ。毎年色んな友達が行っていて。インスタのストーリーに上げているのを見ていて「いいな~」って思って気になっていました。
りか)ぜひ来年は皆さんで見に行って欲しいです!
長岡まつり大花火大会「花火の駅 長岡花火ワールド悠」長谷川館長との特別対談記事はこちら
イケちゃん)花火大会に浴衣は着ていきますか?
のりか)やっぱり着崩れが怖くて…私服で行きたくなっちゃいますね。
まい)着方が難しくて…いつもYoutubeで着付けの方法を動画で見ながらやるんですけど…時間がかかってしまうんですよね。それなら私服でいいかな~って思っちゃいますね。
りか)着ている内に汗だくになっちゃったりしますよね。
まい)そうなんですよ!あと、髪型とかも…。浴衣着たらちゃんとやりたいって思って。結局準備に3~4時間かかってしまうんですよね。
イケちゃん)花火大会が終わっちゃう…
全員)たしかに!
イケちゃん)ちょっと僕、浴衣をナメてましたね…
アスカ)私は浴衣姿インスタにあげたことありますが、それは実家暮らしで親に着付けをして貰えたからなんですよね…上京してから浴衣は一切着てないです。
りか)着付けて貰えるなら着る…っていうのはありますよね。
イケちゃん)逆に浴衣に憧れってあったりしますか??
のりか)憧れはありますね。すごくかわいいし、雰囲気も出るし、涼しそうだし。
アスカ)一緒に行く友達も着るならいいんですけど、友達は着ないとなると「気合い入れすぎかな?!」って思っちゃいますね(笑)一緒に着ようとかだったら着れるんですけどね…皆で着るなら勇気も出るかな。
りか)花火大会に行く時に電車に乗る、と言うのもハードルを上げている原因ですかね??
まい)それはあるかもです!浴衣着て電車に乗っていると恥ずかしくなっちゃいますね~。
浴衣の失敗談8選!着崩れや下駄の痛さとサヨナラ出来る?解決策をご紹介!
りか)花火大会と言えば、屋台グルメも合わせて楽しみたいですよね!何か好きな「屋台グルメ」ってありますか??
アスカ)私ははしまきが好きですね!鹿児島から上京して、こっち(関東)の子に聞くと「知らない!」って言われるんですけど…
りか)はしまきは、西日本の方がメジャーな感じがしますね!鹿児島だと定番メニューなんですか??
アスカ)そうですね!屋台で沢山出ていますね。
りか)今日のメンバーの中で、はしまき食べたことある方いますか??
全員)…誰も手が挙がらず…
りか)誰もいない!関東だとあまり知られていないかもですね。最近になって少しずつ関東でも見かけるようになった気が…??
アスカ)名前の通り「箸に巻いて」ある、お好み焼きみたいな食べ物ですね。
りか)私はいちごあめが好きなんですが、皆さんはどうですか?
イケちゃん)いちごあめは映えますよね!いちごあめと浴衣で自撮りしたりとか。インスタ見ると沢山出てきたりしますね。
もみじ)確かに最近すごい流行っている気がします!
イケちゃん)他に何か映えグルメとかあるんですか?レインボー綿あめとか最近流行ってません?チーズハットグとか?
アスカ)チーズハットグは確かに流行ってる感じがしますね~~!
りか)あとは…電球ソーダとか?飲んだことありますか??
アスカ)確かに!飲んだことは無いんですけど、お祭り行くと見かけてました!
イケちゃん)最近はタピオカもお祭りで売ってたりしますよね~。
りか)屋台グルメも進化して行ってますね!
イケちゃん)花火大会と言うと、夏のイメージが強いですが…実は冬にも花火大会ってあったりするんですよね。
アスカ)そういえば山梨にスノボにいったときに、冬の花火大会みたいなのがあって、たまたま見ることができました。コンビニの駐車場に車を停めてみんなで眺めたのを覚えてます。
りか)スキー場でシーズン中に花火の打ち上げやってたりしますよね~。
のりか)私たちの団体の中にも、旅行に行ったらたまたま花火大会に遭遇したメンバーがいました!
イケちゃん)たまたまあるのはいいですよね。僕も電車に乗ってたら、電車の中から花火を見るという珍しい体験をしたことがあって!花火だけじゃなくで、温泉とかグルメとかそういうのも一緒に楽しめるといいよね。
りか)花火大会単体だと日帰りのイメージだけど、温泉とかグルメとかが一緒に楽しめれば旅行の理由になりますよね。時間を気にしなくていいから人混みが落ち着くまでゆっくり移動することもできるし。
アスカ)帰りの心配をしなくていいですね!
イケちゃん)東京から割と近いところで言うと、熱海は1年中毎月2回ぐらい花火をやっているんですよ。花火と合わせて温泉も楽しめるからいいですよね。東海道線で1時間半ぐらいで行けるし。
アスカ)車もいいですよね!ドライブにもなりますし。
りか)情報を収集して、来年は花火大会やお祭りを楽しんでいただけたら嬉しいです。行くまでが大変でも、行くと楽しいですよ!

今回は、学生団体SWITCHの女子メンバーの皆さんにご協力いただき、花火大会にまつわるエピソードを沢山お伺いしました!
花火=夏のイメージが強いですが、実は一年中どこかで花火は打ち上げられています。2020年はコロナウイルス感染症の影響で、花火大会があちこちで中止となっていますが、コロナ終息後はぜひ旅行の選択肢の一つとして花火大会を楽しんで貰えたら嬉しいです!
今回ご協力いただいた学生団体SWITCHについて
「一人でも多くの人に”切り替わるきっかけ”を届け、社会を活気づける波を起こす」
SWITCHの活動を通して国内外のさまざまな人に活力を届け、
それが人から人へと波のように広がって欲しいという強い想いのもと活動をしている学生団体です。
HP:https://switcheleventh.wixsite.com/website-1
Twitter:https://twitter.com/switch0305
instagram:https://www.instagram.com/switch.0305/
アメブロ:https://ameblo.jp/switch012/
どうも。奇祭ハンターのまっくです。今回は疫病退散を願って、インパクト抜群の全国のエモすぎる太鼓踊りを7つ紹介します。日本の「太鼓踊り」カルチャーの振り幅のヤバさ、地方で超進化を遂げた圧倒的なダイバシティに全俺を震撼させてください。日本のソウル・ダンスはいいぞぉ!
「太鼓踊り」(たいこおどり)とは、舞い手が太鼓を演奏しながら踊る風流踊(ふりゅうおどり)の一種で、雨乞踊・かんこ踊・ざんざか踊とも呼ばれます。元来、太鼓は神を降ろすための呪具で、災厄を祓うとされてきました。そのため、太鼓踊りには疫病退散や供養のための念仏踊や、太鼓の音が雷鳴を思わせることから雨乞踊の要素も入り、また古くからある田楽踊がド派手に感化されて風流(ふりゅう)化したものも多いそうです。なお、風流踊は2020年に国の文化審議会がユネスコ無形文化遺産登録を目指す国内候補に選び、大きな話題となりましたよね。
〇ユネスコ申請対象の風流踊、全37リストはコチラ
「風流踊りがユネスコ無形文化遺産登録申請へ。対象の民俗芸能を紹介!」
そもそも風流踊(ふうりゅうおどり)とは、ド派手な仮装や異装束で着飾り、笛や太鼓で囃し、歌い、主に集団で踊る踊りです。疫神祭(京都のやすらい祭りなど)や田楽などを起源として戦国期に盛んとなり、後に念仏踊や盆踊り、雨乞踊、太鼓踊、鹿踊、剣舞(けんばい)、浮立(ふりゅう)など日本の多くの民族芸能の源流となりました。
この戦国乱世に盛んになった風流踊の美的センスを支えたのが「風流」(ふりゅう)という価値観。これは現代のまったりエモい風流(ふうりゅう)とはむしろ真逆で、ショッキング&華美な趣向を凝らした「祭りは目立ったもん勝ちやぁぁぁ!」な熱く激しい戦国バサラなスピリッツを指しました。
#ド派手は正義
これはストイックな侘び&寂びとは対極にある美的センスで、このギラギラした野生味あふれる戦国バサラなフリュウの体現者(インフルエンサー)たちは風流者(ふりゅうざ)と呼ばれ、後の「ひょうげ者」や「かぶき者」にも影響し、少しずつ形を変えて多くのフォロワーを生み出しました。もっとも華美でド派手な贅沢が禁止された江戸時代になるとこの戦国バサラな熱いフリュウ魂は失われ、次第に薄まっていったようです。
#風流者(ふりゅうざ)→バサラ→ひょうげ者・数奇者→傾奇者(かぶきもの)・伊達者という系譜
「俺たち風流者(ふりゅうざ)。ワビ&サビやキレイ数寄なんぞ知るか、ボケぇ! 祭りは人の度肝を抜いてナンボ、目立ったもん勝ちやろがい!」(※イメージです。画像は俵屋宗達「風神雷神図」より。そう言えば雷神様も太鼓を背負っているし、彼らって雨乞いの神だよネ)
前置きが長くなりました。今回は完全なる独断と偏見で、この戦国バサラなフリュウ魂の原液が未だ色濃いか(原液濃縮かよ!)、あるいは戦国フリュウが地方文化と独自に悪魔合体したか?と想像をかき立てる、個性が強すぎる「太鼓踊り」を7つ、独自に濃縮セレクトします。
鹿踊(ししおどり、しかおどり)は、江戸時代の南部氏領(盛岡藩陸奥国領)と、ミスターかぶき者こと伊達政宗が率いた伊達氏領(仙台藩や宇和島藩伊予国領など)を中心に伝わる伝統舞踊です。
大別して2系統あり、南部氏領の鹿踊が舞い手が演奏を行わない「幕踊系」にカテゴリーされるのに対し、伊達氏領の鹿踊は舞い手が太鼓の演奏を行う「太鼓踊系」に分類され、太鼓踊りの流れを組みます。頭に被る太鼓踊系のしし頭の圧倒的な怪獣感が激ヤバ!(ちなみに幕踊系のしし頭はリアルな獣性から遠ざかった抽象化と記号化が進み、こっちはこっちで謎の異星人感がヤバいです)。
新宿にある西向天神社の5月の例祭に奉納された「東京鹿踊」による鹿踊(太鼓踊系)じゃ。20分以上の演舞をまとめただいじぇすと版よ。黒い獅子頭、華やかな絵柄が書かれた背中の「流し」、長く伸びた「ササラ」など、装束にも注目じゃ。全集中、獣の呼吸!#鹿踊 #東京鹿踊 #好きな祭りの話をしよう pic.twitter.com/RGjMV9E6RP
— 奇祭ハンター Mac (@Mac40626899) April 29, 2020
東京鹿踊による鹿踊奉納(@西向天神社)
毎年9月中旬に3日間にわたって開催され、100基を超える神輿などの豪華絢爛なド派手パレードが展開される「花巻祭り」では、この太鼓踊系の鹿踊を数多く見ることができます。なお、東日本の太鼓踊りは一人立の獅子舞という形式を取りますが、一般的な太鼓踊りは西日本に広く分布しています。順に見ていきましょう。
かんこ踊りは三重県に伝わる太鼓踊で、胸にかんこ(羯鼓)と呼ばれる締め太鼓を下げ、両手のバチで打ち鳴らしながら輪になって踊ります。被り物や背に担ぐものが華やかでド派手なまごうことなき風流(ふりゅう)芸能です。かんこ踊りは北陸など全国に分布していますが、三重県で最も濃密な風流進化を遂げ、現在はお盆に精霊送りとして踊られる念仏踊系と、4月・10月の春と秋に踊られる疫病退散の雨乞踊系の2系統に分かれます。
中でも猟師町で毎年8月13~15日に毎晩行われる「猟師かんこ踊り」は、初盆を迎えた家々を回り、夜通し踊る供養の念仏踊です。頭にシャゴマと呼ばれる派手な花笠を被り、漁師町らしく紺の波文様に染め抜いたハッピ・手甲・脚半を装着。精霊の化身となって力強く踊ります。一説では精霊に敬意を払って目を合わせないようにするためとも言われる、どこか忍者を彷彿とさせる異装束がヤバいです。
ほかにもどこか南国ハワイアン感がある装束の「佐八町かんこ踊り」や、太鼓を口に加えて踊る「加太板屋のかんこ踊り」、竹に火をつけて振り回す火振りを披露する(まさにフリュウ!)「多気町のかんこ踊り(火振り踊り)」など、三重のかんこ踊りカルチャーは地域によって特色のある多様なダイバシティ進化を遂げています。
やっぱり1年で一番大好きな日
猟師かんこ踊り
3日間お疲れ様でした
楽しかったですかっこよかったです#猟師かんこ踊り #かんこ踊り #おみくじ pic.twitter.com/8AgxQjtrB0— 優姫 (@ry_kai1218to) August 16, 2019
「黒川の花傘太鼓踊り」は、毎年4月第三日曜、滋賀県の山里集落、黒川の大宮神社で奉納される祭礼です。室町時代の風流踊にハッキリと原型をもち、これもまた雨乞いとその返礼踊りとして踊ります。花傘を被った太鼓打ち法螺貝吹きの衣装も華やかですが、鬼面を被り、軍配と棒を持って踊る棒振りの奇抜な異装束がひと際目を引きます。
土山町黒川の花笠太鼓踊り。 pic.twitter.com/lyyvQadPri
— Koji Tsujimura (@crossroads99) April 21, 2019
江戸時代初期、雨乞信仰は太鼓と結びついて西日本中に広がっていきました。「表佐(おさ)太鼓踊り」は、毎年10月の第一日曜に行われる、盆踊り王国・岐阜県が擁する雨乞踊であり、雨が降った後の礼踊りです。娯楽や鍛錬の追求がエスカレートした結果、太鼓がどんどん大きくなり、現在は直径1.0~1.3メートル・重さ50~60キロもの大太鼓を腹につけて踊ります。
#垂井町 #表佐 #太鼓 #踊り pic.twitter.com/S53PZXp5AT
— Tadamune Mizuno (@1960Tdmn) October 7, 2018
鹿児島の太鼓踊りは、江戸で大流行していた疫病を駿河の念仏踊が鎮静化させたという噂を島津義弘が聞きつけ、薩摩に移植。以来、鹿児島では集落ごとに特色のある太鼓踊りカルチャーが花開き、現在でも約200の太鼓踊りが雨乞いや疫病退散を祈願して踊られています。
中でも大里地区の農村エリアで毎年8月7日に近い日曜日に行われる「市来(いちき)の七夕踊り」は、異彩を放つ造形の虎や牛の動物張り子が登場した後、琉球王の行列、大名行列がド派手な祝賀パレードが特徴的で、最後に太鼓踊りが登場するという異色の祭り(念仏踊系)です。田園風景で展開される一大カーニバル感がヤバいです。
明日は、いちき串木野市で国指定重要無形民俗文化財「市来の七夕踊り」があります。http://t.co/rVOaTJTuyd 台風大丈夫かな。 pic.twitter.com/MMvwqFgQuL
— 薩摩半島民俗文化博物館 / Ken (@goisitya) August 9, 2014
三島村の硫黄島で毎年8月1日・2日に行われる「八朔太鼓踊り」の起源はハッキリしませんが、1598年の朝鮮出兵の際、地元民が島津義弘を助けて戦功を立てたことによる祝賀祭が起源と言われています。
矢旗を背負い、太鼓を抱えた踊り手と、鉦を持った歌い手が歌い、踊った後、決して逆らうことは許されない天下御免の仮面神メンドンが乱入! 手に持つ神木スッペンで観客をシバき上げて暴れ回り、悪霊を祓います。南国の離島で来訪神ミーツ太鼓踊り。
なお同じく三島村の竹島で同時期に行われる「竹島八朔踊り」(ボゼ踊り、高面)、黒島で12月に行われ、ゴブリンめいた異形の仮面が多数登場する「黒島大里八朔踊り」も仮面の奇祭として要チェックです。
メンドン“奇襲” 厄払う 三島・硫黄島で八朔太鼓踊り https://t.co/YMGGYzhTX5 #南日本新聞 #鹿児島 pic.twitter.com/QSIV4hNLvu
— 373news.com 南日本新聞 (@373news_twit) September 11, 2018
浮立(ふりゅう)とは、豊年感謝を示して秋に奉納される佐賀県を代表する神事芸能です。字こそ違えど、浮立(ふりゅう)という名称がもう戦国のフリュウ魂を受け継いでそうですよね。
中でも毎年10月15日に近い休日に奉納される「市川の天衝舞浮立」(てんつきまいふりゅう)では、舞い手が7キロもあるド派手な角状のテンツキを頭に装着。腰にはゴザ、両手にバチを持った「仮面ライダー響鬼」スタイルで悪大太鼓を打ちます。そのタツノコプロ的なヒーロー感ある装束が激ヤバ! 舞い手が太鼓を担ぐわけではないものの、選ばれた一人が太鼓を打つこの芸能も広義の意味での太鼓踊りと言えるようです。
【天衝舞浮立】
18日(土)富士町市川 諏訪神社にて開催。
「佐賀県重要無形民俗文化財」にも指定されている勇壮な浮立です。
詳しくはさがぐらしはじめませんかfb→https://t.co/gggJrjBkJJ pic.twitter.com/dQxDYQ7zC0— 佐賀市公式ツイッター (@sagacitykoho) October 17, 2014
https://www.youtube.com/watch?v=Z_4gCZ53WE0
Copyright © 勝山観光ナビ by Katsuyama Chamber Of Commerce And Industry. All Rights Reserved.
太鼓踊りではないのかもしれませんが、ひょうげ系の太鼓祭りとして勝山左義長も挙げておきます。勝山左義長とは、左義長(※地方によってどんと焼き、鬼火などとも言う)の一種で、最終日の夜にどんと焼きを行うのはもちろん、カラフルな色短冊と御神体を飾り、勝山左義長ばやしでドンドコ盛り上がります。勝山左義長ばやしでは、ド派手で華美な長襦袢姿の老若男女が「浮き太鼓」を披露。
「浮き太鼓」は、地打ち方、浮き方、座り方(何とその名の通り太鼓に座る役!)の3人が、「浮かれながら」太鼓を叩く(ひょうげ者かよ!)というのが何とも風変わりです。
#ひょうげは正義
2020年2月19日、国の文化審議会がユネスコ無形文化遺産登録を目指す国内候補に、「風流踊(ふりゅうおどり)」を選んだと報道されました。
日本の伝統芸能や祭りのユネスコ無形文化遺産は、2016年に「山・鉾・屋台行事」、2018年に「来訪神:仮面・仮装の神々」と、複数の行事などをまとめて登録申請するケースが増えていますが、今回の「風流踊」ではいったいどんな伝統芸能が対象になるのでしょうか?
そもそも「風流」とは、「華やかな」「人目を惹く」といった言葉が語源。その語源の通り、華やかな趣向を凝らした衣装や持ち物を使い、歌や笛などで囃して踊るものを総じて「風流踊」と呼んでいます。広く親しまれている「盆踊り」も実は風流踊の一つで、日本三大盆踊りに数えられる秋田県の「西馬音内(にしもない)の盆踊」や岐阜県の「郡上踊(ぐじょうおどり)」も風流踊の一つとされています。
その起源は中世に由来し、時代に応じて変化しながら長らくその地域で親しまれてきました。日本全国に風流踊は多数伝承されていますが、一口に風流踊と言っても雨乞いや豊作祈願、防災や死者供養…etc込められた想いは様々!
いずれもその土地の歴史や風土を反映しており、個性あふれる踊りばかりです。文化的な意味だけではなく、災害の多い日本では地域の人々の「絆」としての社会的な役割も果たしています。
今回申請対象となったのは、全国の風流踊の中で「国指定重要無形民俗文化財」にすでに登録されているもの、もしくは近く登録される予定のものを合わせて37件が対象となりました!
37件全てをご紹介します!

岩手県盛岡市永井に伝承される、大念仏剣舞である。円形の大きな台の中央に塔をつけた大笠を振るのが特色である。 念仏の風流芸としての特色を濃厚に持ち、念仏歌としてもすぐれたものを持つ。
※文化庁プレスリリースより引用

岩手県北上市、奥州市の複数の地区に伝承される。忿怒の形相の仮面を掛けて踊る剣舞が鬼剣舞と呼ばれる。鬼剣舞は勇壮で力強くダイナミックな動作の群舞である。巧みな踊り振りは代表的な民俗芸能の一つとして評価を得ている。芸能の変遷の過程や地域的特色を示す。
※文化庁プレスリリースより引用
鬼剣舞が観れるお祭り「夏油温泉鬼剣舞かがり火公演」の開催情報はコチラ

秋田県雄勝郡羽後町 に伝承され、8月16日から18日に行れる盆踊である。
洗練された流麗優雅な踊り振りにすぐれた芸態を示し、盆踊の一典型としての価値が高い。
端縫と呼ばれる端布を縫い合わせた風雅な着物や藍染めの浴衣に白足袋といういでたちに 、編み笠または亡者を かたどったという言い伝えを残す彦三頭巾と呼ばれる黒頭巾をかぶり、顔を見せないようにして踊る。盆に精霊とともに踊るという供養踊の伝承の面影をいまに伝えている。※文化庁プレスリリースより引用
秋田県鹿角市毛馬内に伝承され、8月21日から23日にかけて行われる盆踊である。祖先供養の意味をもつといわれる「大の坂踊り」と、より娯楽的な「甚句踊り」の2つの踊りがあり、現在はこれらの後に、「鹿角じょんがら」と称してじょんがら節を余興として踊る。祖先供養の盆踊に娯楽的要素の踊りが加わって今日の姿に至るまでの変遷の過程を示し、また地域的特色も顕著である。
※文化庁プレスリリースより引用
毛馬内の盆踊も紹介されている「おすすめ盆踊り20選!」の記事はコチラ

東京都西多摩郡奥多摩町に伝承される。もとは、西多摩郡小河内村で伝えられていたが、この地がダムで水没したため、移転した人々によって保存会が作られ、伝承されている。近世初頭の風流の小歌踊の系脈を伝えているもので、踊り振りには初期歌舞伎踊 の遺風が認められる。踊はすべて女装姿の青年によって踊られ、囃子は、笛、太鼓である。芸能史的に貴重な芸能である。
※文化庁プレスリリースより引用

東京都新島村本村と若郷に伝承される小歌踊で、それぞれ盆に踊られており、本村では盆祭祝儀踊、若郷では盆踊などとも 称されている。本村では8月15日の夕方から、若郷では8月14日の晩に踊られる。 踊りの所作や風流傘など、中世に流行した 風流踊の遺風が認められる。
※文化庁プレスリリースより引用
新島の大踊も紹介されている「おすすめ盆踊り20選!」の記事はコチラ

東京都西多摩郡日の出町に伝承され、 9月末の春日神社の祭礼時に演じられる民俗芸能で、「奴の舞」と「鳳凰の舞」で構成される。「鳳凰の舞」は、大太鼓を中心に三 重の円を描くように位置した踊り手が大太 鼓を打ちつつ勇壮活発にその周囲を踊るもので、踊り手の扮装や踊り方に特色がある。 また、「奴の舞」は、所作や台詞まわしに歌舞伎の影響がみえるものである。
※文化庁プレスリリースより引用

神奈川県三浦市三崎に伝承される。 左義長の舞、初瀬踊ともいわれ、1月15 日に踊られる。チャッキラコの名は、採物のコキリコから音転訛したものともいわ れる。囃子のことばを返しながら踊るその姿は軽快な舞の要素もあるなど近世初頭に流行した小歌踊をしのばせる。2009年ユネスコ無形文化遺産保護条約「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に記載された。
※文化庁プレスリリースより引用

神奈川県足柄上郡山北町に伝承される。 不定期の開催で現在は5年に一度開催される。峰入りという名称は一般には修験道の入峰修行を意味し、この地に伝わるお峯入りは、 これと同じものではないが、皆瀬川地区はかつて山岳修行の行場の一つであった。なかでも修行踊は山伏修行の印象をよく表現してい る。大規模な風流芸能の一つで、地方的特色の 顕著なものである。
※文化庁プレスリリースより引用
「下野」地区の綾子舞
新潟県柏崎市にある黒姫山の麓、 女谷の高原田、下野に伝承され、毎年9月に現地で演じられる。小歌踊、囃子舞、 狂言の三種に分かれ、小歌踊は長いたもとの振袖にだらりの帯、ユライと称する赤布を頭にかぶった少女の舞踊で、初期歌舞伎踊を知る上で重要である。また囃子舞、狂言も芸能史的に価値が高い。
※文化庁プレスリリースより引用

新潟県魚沼市堀之内に伝わる盆踊で、 毎年8月14日から16日の3日間、八幡宮境内に櫓を建て、その周りで踊られる。踊り子の扮装は、浴衣に草履履きが基本であるが、今では特に厳格な決まりはなく自由な服 装で思い思いに踊りの輪に加わっている。踊りは太鼓の拍子に合わせて左回 りに踊る素朴なもので、緩やかな足の運びや手振りは古風を感じさせて優美である。歌は音頭取り と踊り子が歌い交わし、どの歌詞にも「南無西方」の文句が入る。伝統的な祖先供養の 盆踊の要素を伝え、また地域的特色も顕著である。
※文化庁プレスリリースより引用

山梨県上野原市秋山地区無生野に伝承 される。今は旧暦の1月16日頃と新暦の8月16日に行われている。ドウジョウ(道場) と呼ぶ区画を設けて踊りの場とし、御幣など で飾り、中央に太鼓を据える。地域の人々が 太鼓と鉦を鳴らして経典などを唱え、締太鼓 や太刀を持って、その周囲をめぐり踊るもの である。地域的特色が強く、また次第のなかに病気平癒など祈祷の意味をもつものがあ るなど、祭祀行事から芸能へと展開していく過程を示す。
※文化庁プレスリリースより引用

長野県佐久市に伝承され、現在は4月の第1日曜日に、西方寺の本堂で行われている。鎌倉時代に時宗の開祖の一遍上人が、現在の長野県佐久市を訪れ、念仏供養を行ったところ、人びとが念仏を唱えながら自然に踊りだした。これが跡部の踊り念仏の始まりであると伝えられる。跡部の踊り念仏は、踊り手が踊りながら法悦の境地に至るという踊り念仏の本来の姿をうかがわせるもので、芸能の変遷の過程を示し、地域的特色も顕著である。
※文化庁プレスリリースより引用

長野県下伊那郡阿南町に伝承される。 毎年8月13日から16日の間、毎晩踊られる太鼓を中心とした念仏踊で、「庭入り」 「念仏」「和讃」で構成される。和合地区の神社や寺などを巡り、各所で踊る。14日と15日には新仏の位牌を寺に集め、新仏供養のためにも踊る。盆の新仏供養を主たる目的としたかけ踊に、念仏踊が結びついた形態を持つ下伊那地方にみられる盆の芸能の特色を示している。
※文化庁プレスリリースより引用
和合の念仏踊も紹介されている「おすすめ盆踊り20選!」の記事はコチラ

400年以上の歴史を持ち、岐阜県郡上市に伝承される。毎年7月中旬から9月上旬にかけて、各町の 寺社等の縁日おどり が城下町の各所を会場に 繰り広げられる。 中でも8月13日から16日の孟蘭盆の徹夜おどりは、全国から多くの人が参集し賑 わいが最高潮に達し、 踊り屋形を囲む踊り子の輪は何重にも取り巻き壮観を極める。芸能史上価値が高く、地域的特色の顕著な盆踊りである。
※文化庁プレスリリースより引用
観光経済新聞の紙面掲載された「郡上踊り」のコラム記事はコチラ

静岡県榛原郡川根本町に伝承され、盆の催しとして行われているため、地元では盆踊として伝承される。風流踊(ヒーヤイ・鹿ん舞)と狂言からなり、芸能全体の構成が近世初期の歌舞伎踊のおもか げを伝えるものとして芸能史上貴重である。8月15日夕、頭屋で清めの踊りをした後、一同は行列を仕立てて浅間神社に向かい、境内に設営してある二間四方の舞堂で芸能を演ずる。小歌踊 (ヒーヤイ)と狂言を交互に演じるという特色をもち、歌舞伎踊の初期の仕組みを伝承するもので、動物仮装の風流(鹿ん舞)が添えられているなど地方的特色にも富んでいる。
※文化庁プレスリリースより引用
徳山の盆踊も紹介されている「おすすめ盆踊り20選!」の記事はコチラ

静岡県静岡市に伝承される。8月14日と15日に行われる盆踊である。男性が受け持つ踊りと女性が受 け持つ踊りが区別され、それぞれ太鼓を伴奏に、踊り手自身も歌 いながら踊る。扇やコキリコ、ササラ、木製の小さな長刀を持つものや、飾り灯籠を頭上にかざした踊り手が繰り込んで踊ることが あるなど、多様な内容をもつ。中世から近世初期に流行した歌と灯籠を持った踊りな ど、古風で多様な風流系統の踊りを、盆踊として伝承するもので芸能の変遷の過程を示 す。さらに男性と女性の踊りが決まっていることやさまざまな持ち物を持って踊るな ど、地域的特色を示す。
※文化庁プレスリリースより引用
有東木の盆踊も紹介されている「おすすめ盆踊り20選!」の記事はコチラ

愛知県豊田市綾渡町に伝承される。夜念仏では、地域の人びとが行列を作って歩きながら、鉦を打ち念仏を唱和する。盆踊は、 夜念仏の余興として行われるもので、三味線や太鼓などの楽器を使わず、歌だけに合わせて踊る。昔は、新仏の家を回って夜念仏と盆踊を披露していたが、現在では、町内の平勝寺境内にて、8月19日・15日に行っている。綾渡の夜念仏と盆踊は、古風な形態をうかがわせ、芸能の変遷の過程と地域的特色を示す。
※文化庁プレスリリースより引用
綾渡の夜念仏と盆踊も紹介されている「おすすめ盆踊り20選!」の記事はコチラ

三重県伊賀市に伝承される。伊賀市山畑の勝手神社の秋祭の日に行われる芸能で、 胸にカッコと呼ぶ桶胴太鼓を付けた「中踊り」、歌を歌う「歌出し」、大太鼓を打つ「楽打ち」など、計20数名の人数と構成を要する踊りとなっている。多くの役を必要とする構成となっており、音楽面でも複雑な旋律やリズムを有するほか、伝承形態にも特徴がある。近県に分布している除災・雨乞いを目的とする太鼓踊との関連もうかがわれ、地域的特色や芸能の変遷過程を示す。
※文化庁プレスリリースより引用

滋賀県草津市および栗東市に伝承され、各地の神社祭礼で踊られている。華や かに趣向を凝らした出で立ちの子供たちを主体とした踊りで、打楽器を中心とした 楽器群を有し、子供たちがそれらを奏しつつ踊り、笹や榊、扇子などの採物を持った 周囲の囃し手が「サンヤレ サンヤレ」と囃し歌うもので、中世後期の祭礼芸能の姿を今に窺わせる。また、近世農村に定着し伝承されるなかで、災いを祓うとともに五穀豊穣の願いを込めて行われるようになった。
※文化庁プレスリリースより引用

滋賀県守山市、甲賀市、東近江市、蒲生郡竜王町に伝承される祭礼芸能で、多くは ケンケト祭りと称する各地の春祭りで行われる。少年たちによる楽器を奏しながらの踊 りと長刀踊りや棒振りという芸能が付随し、 これらは神輿や傘鉾の巡行と共に地区を巡り踊る。また、神幸行列に「花」や「鷺」と 呼ぶ鉾が付随することも特色の一つである。芸能の構成内容から中世後期にみられる祭 礼芸能の姿を窺わせ、「花」に付いた造花や、「鷺」に付いた飾りの奪い合いや、最後 に「鷺」を壊すといった習俗は、中世後期の祭礼芸能の疫神祓いの性格も窺わせる。
※文化庁プレスリリースより引用

京都市内15か所で伝承されている芸能である。六斎とは仏教でいう月に6日の斎日の意で、これらの日には悪鬼が出て来て 人命を奪う不吉の日とされ、身を慎んで、仏の功徳を修し、鬼神に回向し、悪行から遠離し、善心を発起せしめるべき日とされている。念仏、和讃などを唱え、鉦、太鼓などで囃す。念仏系、能楽系、歌舞伎系の系統に分けられる。また、このほか祇園囃子、四ッ太鼓などもあり内容は多種多様である。「京都の六斎念仏」は、念仏系の芸能のみならず、能楽系、歌舞伎系の芸能をも多く取り入れながら発達してきたものである。京都を中心として生まれた地域的特色が顕著な念仏踊である。
※文化庁プレスリリースより引用

京都府京都市の紫野や上賀茂など洛北の四地区に伝承される。疫神を鎮める祭りであり、鎮花祭の意味あいももっている。春の桜花の季節に、花を飾った長柄の風流傘をおしたて、行列となって巡回し、笛と歌の伴奏に囃されながら、異装の者が、鉦・太鼓を打ちつつ、町の辻々で踊りをくりひろげる、 日本の各地で行われる「風流」の典型的な一つである。
※文化庁プレスリリースより引用
京都府京都市の久多に伝承される。地元で花笠と呼ぶ、美しい造花で飾った灯籠を手に持ち、太鼓に合わせて歌い踊るもので、 中世に流行した風流踊の様 子をうかがわせる。久多の花笠は中に明かりをともすいわゆる灯籠で、灯籠を頭にのせて踊る「灯籠踊」 は、京都を中心に流行した風流踊の一つである。久多の花笠踊は、上と下の組が互いに踊 りを競ったが、これは踊り手が2組に分かれ、片方の踊りに対して、それにふさわしい踊りを直ちに踊り返したという、風流踊のあり方の一つである「掛踊」の様子をしのばせている。芸能の変遷の過程と地域的特色を示す。
※文化庁プレスリリースより引用

兵庫県南あわじ市に伝承される。雨乞い祈願の「願解き」の踊りであり、現在は毎年9月15日に近い日曜日、阿万上町に鎮座する亀岡八幡神社の秋季大祭に おいて神社拝殿で踊られている。大踊と小踊の2種類の踊りで構成されており 、 歌の歌詞や踊りぶり、音楽などの点から、大踊と小踊は発生の時期が異なると考えられる。このような異なる2種類の踊りが伝承され、芸能の変遷過程を示し、地域的特色がある。
※文化庁プレスリリースより引用

奈良県吉野郡十津川村に伝承される。 現在は同村の字小原、字武蔵、西川地区の3 地区において、地区ごとに毎年8月の盆踊り の中で学校の庭などで踊られる。地区の老若 男女が、浴衣などを着て、美しい房を付けた バチで太鼓を打ち、また切子灯籠を下げた笹竹を持ったりして盛大に踊る。大がかりな 風流踊の一部が残ったもので、風流踊りの典型例の一つとして、芸能史上注目すべき点が多い。
※文化庁プレスリリースより引用
十津川の大踊も紹介されている「おすすめ盆踊り20選!」の記事はコチラ

島根県鹿足郡津和野町に伝承される。 鷺舞は弥栄神社の祭礼として神輿の巡 行に供奉する。7月20日(古くは旧暦6月7日) には本社から御旅所へ、27日(旧6月24日)には御旅所から本社へ供奉し、その途中11か所の定まった場所で舞う。古風な京都祇園会の風流の芸態を今によく留めているものであり、芸能の変遷過程を示す。
※文化庁プレスリリースより引用

笠岡市白石島に伝承される盆踊の一種で、源平両軍の戦死者の霊を慰めるために始 められたものといわれ、8月13日から16日の夜に踊られる。浜辺に仕組んだ櫓をめぐ って、島内の老若男女が大太鼓と音頭に合わ せて踊る。同じ踊りの輪のなかに男踊、女踊、 娘踊、笠踊、二つ拍子などの組があり、一つの太鼓、一つの音頭で各自各様の踊りを踊る演技・演出法は他に類例も少なく、芸能史的に貴重なものである。
※文化庁プレスリリースより引用
白石踊も紹介されている「おすすめ盆踊り20選!」の記事はコチラ

岡山県真庭市の蒜山高原山麓の村々に伝承され、8月の盆の期間、日を替えて各所の神社・寺・辻堂などそれぞれの地の老若男女によって踊られる盆踊である。屋外・屋内のいずれの踊り場でも上方に長四角形の大 灯籠を吊るし、その下に踊り子が輪を作り、 音頭取り数名と太鼓叩きが位置する。踊りは 全身の動きに細やかに心を配りながらの大変美しい型となっている。盆踊の変遷の過程や地域的特色を示す。
※文化庁プレスリリースより引用

徳島県三好市西祖谷山村に伝承され、 天満神社の祭のおり(旧6月25日)に行われる。まず、山伏の法螺貝を合図に、棒振、 獅子、薙刀、踊子などが円陣を作って踊り、各役ごとに休みながらも踊り継いで、最後にもまた法螺貝の合図で踊りながら退出する。 このときの太鼓は、特に踊り太鼓とも呼ばれ、 その打ち方には12種(十二シバヤとも)があり、扇の使い方すなわち踊振りも12種がある。もと太鼓踊、笠踊などとも呼ばれ、雨乞祈願の芸能であったといわれる大がかりな風流の一種である。
※文化庁プレスリリースより引用

仲多度郡まんのう町佐文に伝承される 風流の一種で、雨乞いの祈願を本旨とした小歌踊である。元来、夏の旱ばつ時に行われる ため不定期であったが、現在は隔年で8月下旬から9月上旬に加茂神社境内で行われる。 踊りの次第は、棒振と薙刀振が踊場を清め、 次に芸司の口上のあと男子女装の小踊・大踊と、側踊が歌に合わせて踊る。曲目には、「水の踊」「四国船」 「綾子踊」「忍びの踊」など12曲があり、それぞれの小歌に合せて踊りを展開する。その芸態に初期歌舞伎踊の面影を遺している。
※文化庁プレスリリースより引用

香川県綾歌郡綾川町に伝承される。念仏踊の一種であり、滝宮神社、滝宮天満宮の 社前で踊られるのを恒例とするが、旱魃の年 には、雨乞いを祈願して臨時に踊られること もある。伝承では、菅原道真が当地の国司で あった時、雨乞いの願が成就して大雨が降り、 喜んだ住民の歓喜踊躍したのがこの踊のはじ まりともいい、また道真の亡魂を慰めるため 念仏を唱えるようになったともいう。芸態は、世話役、下知役、子踊、外鉦、笛、太鼓、鼓、法螺貝、願成就役などの各役が列 を正して道中芸を示し、神社に練り込んだ後、下知役の合図で大団扇を振りかざし、願 成就役の発声で「ナムアミドーヤ」と唱えながら囃子に合わせて踊る。
※文化庁プレスリリースより引用

福岡県豊前市に伝承される。豊前市大字四郎丸に鎮座する大富神社の神幸祭(春季大 祭)において、隔年で奉納される楽打である。 豊作祈願、雨乞い等を目的とする。 太鼓を打つ中楽、団扇使い、大団扇使い、楽の 由来を読む読み立て、水取り、少年の側楽、囃子として笛、鉦から構成される。豊前地域に多く伝わる楽打の一つで、青壮年による伝承 を残し、所作や音楽面でも複雑な内容を有する。独自の継承形態を保持する点でも特徴が あるなど、豊前地域の代表的な楽打といえ、芸能の変遷の過程や地域的特色を示す。
※文化庁プレスリリースより引用
長崎県大村市の旧郡村の沖田、黒丸の各地区に 沖田踊 黒丸踊 それぞれ伝わる風流踊であ る。同時に始まった吉例の踊りとの伝承がある。現在は、大村市が毎年行う「おおむら 秋まつり」などの催しに各踊りが輪番で出演するなどしている。祝事の芸能として神社 祭礼等とは結びつかず、また地区それぞれに伝承される踊りが一連のものとして位置づけられ、演じられてきた芸能である。近世の文献に記された踊り手の構成などを今に残し、地域的特色や芸能の変遷の過程を示す。
※文化庁プレスリリースより引用

長崎県平戸市に伝承される念仏踊で、毎年8月14日から18日にかけて、先祖供養・ 五穀豊穣祈願の芸能として市内9地区で奉納さ れている。地区ごとに若干の違いがあるが、集 団の中心で踊る中踊、それを取り巻く太鼓、お よび笛と鉦の囃子が基本で、ほかに幟持ちや総 代がつく。浴衣に草履履きで、踊り子は紙花を 飾った菅笠を被り、太鼓を打ちながら踊る。近世以来の芸態をよく伝えるものとして芸能史上とくに貴重である。
※文化庁プレスリリースより引用

大分県国東市武蔵町に伝承される。踊り手自身が太鼓を打ち鳴らしながら踊る 太鼓踊の1つで、毎年7月第4日曜日に、虫送りの祈願として吉広地区 の楽庭八幡社で行われている。吉弘楽は大分県や福岡県さらに山口県など で伝承される楽あるいは楽打ちと呼ばれる太鼓踊の中で、念仏踊との関連を うかがわせることや複雑巧妙に仕組まれた構成など、地域的特色をもち、また芸能の変遷の過程を示す。
※文化庁プレスリリースより引用

宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町に伝承される。60余名の武者姿の者を中心とした役の者が隊列を組み踊り場に練り込み、中央に据 えられた太鼓を取り囲んで10余曲を踊るもので、毎年9月下旬に三ヶ所神社、中登神社と坂本城址(荒踊の館)で奉納される。規模や構成が大がかりであり、地域的特色の顕 著な風流の踊りである。
※文化庁プレスリリースより引用
風流踊を登録申請した理由は、文化的な価値はもちろんのこと、風流踊が担う社会的な機能が評価されたこともポイントとなったようです。
盆踊りをはじめとする風流踊は、祭礼や年中行事の中で幅広い世代が参加し、親しまれています。まさに地域の「核」であり、地域に暮らす人たちの「絆」としての役割も担っている風流踊。
特に災害が多い日本においては、復興における精神的基盤としての役割を果たすなど、社会的な価値も大きいと評価されました。
今回選定された37件の内、神奈川県のチャッキラコに関しては、既に単独でユネスコ無形文化遺産に登録済みのため、ユネスコに申請する際はチャッキラコの「拡張」という形で申請をするとのこと。
ですが、ユネスコ側で登録の審査が実施されるのは2年後となる見通しです。
これは登録件数の少ない国が優先的に審査されるため。無事に登録されることを祈りつつ今後の動きに注目していきたいですね。
(参考)今後の予定
~2020 年 3月中 無形文化遺産保護条約関係省庁連絡会議において審議
2020 年 3月末 ユネスコ事務局に提案書を提出
2021 年10月頃 評価機関による勧告
2021 年11月頃 政府間委員会において審議・決定※我が国のユネスコ無形文化遺産の審査は実質2年に1件となっており,本件提案 についても 2022 年 11 月頃に審議となる可能性が高い。
※文化庁HPより引用
先日、奇祭&温泉の旅行計画を立てていたら、温泉むすめなるものを発見しました。日本全国の有名な温泉地がキャラクター化されているようでして。最近は戦艦でも動物でも何でも擬人化される世の中なのですね。そして確信したのです。これは近い将来、奇祭の擬人化、「奇祭むすめ」もあり得るなと。氷瀑ちゃんや牛鬼ちゃん、ボゼ美など、妄想が止まりません。
どうも。奇祭ハンターのまっくです。というわけで全国の奇祭がキャラ化される未来に備え、独断と偏見で全国の都道府県からおすすめの奇祭を選び、「全国奇祭47リスト」を作成しました。暫定メンバーなので、順次更新していく予定です。あなたの押しフェスを見つけるのに役立ててもらえると幸いです。

(氷瀑祭り)
北海道 氷瀑祭り/天狗の火渡り(7月・9月)/イオマンテ/オッパイ山祭り/まりも祭り/北海へそ祭り

青森県 はげ頭吸盤綱引き/キリスト祭/おこもり/騎馬打毬
岩手県 すみつけ祭り/蘇民祭/大東大原水かけ祭り/チャグチャグ馬コ/あわしま・こんせい まぐわい祭/水しぎ/けんか七夕/鬼剣舞/又兵衛祭
宮城県 米川の水かぶり/石巻アンバサン/火伏せの虎舞/全国こけし祭り
秋田県 六郷の竹打ち/なまはげ柴灯祭り/天空の不夜城/牛乗り・蜘蛛舞/亡者踊り(西馬音内盆踊り)/飾山ばやし(角館祭り)/金澤八幡宮伝統掛唄大会
山形県 やや祭り/加勢鳥/人間将棋/小玉川熊祭り/化け物祭/日本一の芋煮会/豊烈神社の打毬
福島県 高田大俵引き/高柴デコ祭り(高柴ひょっとこ踊り・高柴七福神踊り)/相馬野馬追い/七日堂裸参り/飯坂けんか祭り/松明明かし/木幡の旗祭り/会津のかんしょ踊り

茨城県 マダラ鬼神祭/馬出し祭/小田祇園祭(大獅子VS神輿)/つく舞/タバンカ祭/大洗あんこう祭/古河提灯もみ/悪態祭り/西塩子の回り舞台(3年に一度)
栃木県 まゆ玉市/間々田のジャガマイタ/那須殺生石・御神火祭/御神酒頂戴式/山あげ祭/じかたまじない/ど田舎にしかた祭り/悪口祭り/強卵式
群馬県 鳥追い祭り(どんと焼き)/春駒祭り/湯かけ祭/吉井どろんこ祭り/渋川へそ祭/ヤッサ祭り/猿追い祭/老神温泉大蛇まつり

埼玉県 ジャランポン(葬式祭り)/平方のどろいんきょ/出来島あばれ祭り/甘酒こぼし(猪鼻の甘酒まつり)/脚折雨乞(4年に1回)/龍勢祭り
千葉県 髭なで祭/和良比はだか祭り(どろんこ祭り)/にらめっこおびしゃ/ばか面踊り(ばか面パレード)/馬出し祭/大原はだか祭/鬼来迎/芝山はにわ祭/大根祭り(あらい祭り)
東京都 雷の大般若/水止舞/佃島念仏踊り/錦糸町の河内音頭/新島の大踊/下平井の鳳凰の舞/東京花祭り/王子の狐行列
神奈川県 チャッキラコ/かなまら祭/笠懸/お札巻き/み霊祭り/面掛け行列/山北のお峰入り

(お熊甲祭)

(杵振り花馬祭り)
山梨県 一之瀬高橋の春駒/天津司の舞/おみゆきさん/お松引き(巨大松飾)/吉田の火祭り/藤切り祭/藤木の道祖神太鼓乗り/無生野の大念仏/安産祭り
長野県 御柱祭(次回は2029年)/野沢温泉の道祖神祭り/やきもち踊り/宮田祇園祭(あばれ神輿)/神明神社例大祭お舟祭り(天狗祭り)/松本かえる祭/御舟祭り/雨宮の御神事/和合の念仏踊り/奈良澤神社大例祭(大天狗の舞)/塩嶺御野立記念祭(日本一短い奇祭)/ささらすり/別所温泉の岳の幟
岐阜県 白川郷の春駒踊り/花奪い祭(六日祭)/燈籠祭り/下呂の田の神祭(豊作予祝祭)/手力の火祭り(4月・8月)/蛭川の竿振り花馬祭り/生きびな祭/ひんここ(春・秋)/郡上踊り/池ノ上みぞぎ祭り/乞食祭り/へぼ祭り/雨宮の神事芸能(3年に一度)


京都府 鞍馬の火祭り/法界寺裸踊り/玄武やすらい祭(やすらい花)/祇園祭あばれ観音/あがた祭り/一条百鬼夜行
大阪府 一夜官女祭/四天王寺どやどや/セルフ祭/やっさいほっさい/西小路天狗祭り
兵庫県 まいそう祭り/古式追儺式/男仮装花嫁行列/愛宕の火祭り/蛇供養/灘のけんか祭り/ネッティ相撲/一つ山(60年に一度)・三つ山(20年に一度)/魚吹の提灯祭り/阿万の風流大踊小踊、内膳の火踊り、弁天祭り(淡路島)
奈良県 おんだ祭/江包・大西のお綱祭り/砂かけ祭り/鎮花祭(はなしずめの祭り、薬祭り)/蓮華会・蛙飛び行事/十津川の大踊り
和歌山県 御燈祭り/雛流し/イノブータン王国建国祭/笑い祭/那智の火祭り(那智の扇祭り)/椎出鬼の舞

鳥取県 蛸舞式神事/若桜神社祭の本面/八朔祭(赤ちゃん泣き相撲)/わかさ祭り(若桜神社祭の本面、隔年)/因幡の麒麟獅子舞
島根県 墨つけとんど/萬歳楽/布施の山祭り(隔年)/ガッチ祭/津和野弥栄神社の鷺舞い/諸手船神事/ホーランエンヤ(10年に1度)/日原の裸神輿(水神輿、きてみん祭)/鷲原の暴れ神輿/布施の山祭り(隠岐)
岡山県 西大寺はだか祭/お船曳き/護法祭/素隠居(すいんきょ)/土下座祭り/べちゃ祭り(塩生神社秋例祭)/井原鬼祭り/白石踊/大宮踊
広島県 ベッチャー祭/久井はだか祭/三次物怪まつり/壬生の花田植え/管弦祭・玉取祭(厳島神社)/小屋浦のマッカ
山口県 闘鶏踊り/通くじら祭/山口七夕ちょうちん祭り/数方庭祭/柳井金魚提灯祭り/鷺舞い/狐の嫁入り/笑い講

(阿波踊り)

福岡県 大善寺玉垂宮の鬼夜/鷽替え・鬼すべ神事/玉取祭(玉せせり)/粥占祭/柳川のさげもん/泥打ち祭/門前真舞祭(太宰府まほろば衆)/こっぱげ面/久富の盆綱曳き(黒鬼)/臼かぶり/玉せせり/おしろい祭/きせる祭/田代の風流/感応楽
佐賀県 十八夜(どてまかしょ、ジャーモン)/小友祇園祭/伊万里トンテントン祭り(伊万里くんち)/どっちゃん祭/鹿島ガタリンピック/バルーンフェスタ/天衝舞浮立/取り追う祭(12月最初の卯の日の前夜)
長崎県 ヘトマト(五島列島)/ 観櫻火宴/脇岬ケンカ祭(脇岬祇園祭)/チャンココ(五島列島)/畳破り/大宝の砂打ち(砂鬼サントーラ)/みそ五郎祭り/平戸のジャンガラ/壱岐キンニャモニャ踊り(壱岐諸島)
熊本県 火振り神事/山王さん祭り/宮地岳かかし祭/植柳盆踊り/この宮踊り/山鹿灯籠祭り/火の神祭り/臼太鼓踊り/東方組太鼓踊り/なれなれなすび踊り
大分県 修正鬼会/別府の湯ぶっかけ祭り/姫島盆踊り/ケベス祭/諸田山神社御田植祭/ひょうたん祭り/木浦すみつけ祭り(隔年)/吉弘楽
宮崎県 日向ひょっとこ夏祭り/倉岡神社のハレハレ(隔年)/ヨイマカ祭り/五ケ瀬の荒踊
鹿児島県 くも合戦/市来の七夕踊/悪石島のボゼ/ヨッカブイ/仮面神メンドン(八朔太鼓踊り)/甑島のトシドン/与論十五夜踊り(与論島)/シチョガマ・平瀬マンカイ(奄美)/諸鈍シバヤ(奄美)/キトバレ踊り・テンテン踊り・ムチモレ踊り(奄美)/ソーメンガブー
沖縄県 サングヮチャー(平安座島)/パーントゥ・プナカ(宮古島)/ムシャーマ(波照間島)/那覇大綱引き(沖縄本島)/獅子神(シーシーガナシー)
春になると、大阪のあちこちで桜が咲き始めます。数あるお花見スポットの中で、特におすすめできる場所を厳選してご紹介します。今年のお花見場所を選ぶ参考にしてみてくださいね。
約560mにわたって、およそ350本の桜が咲く桜並木。普段は立ち入り不可の通路を、一方通行に進むことから「桜の通り抜け」と呼ばれ、明治から続く風物詩です。約130種と品種が多いことも人気のひとつで、珍しい桜を見ようと毎年多くの人が訪れています。
【場所】大阪府大阪市北区天満1−1−79
【アクセス】地下鉄・京阪「天満駅」より徒歩15分
【料金】無料
毛馬洗い堰から天満橋までの河川敷約4.2kmに咲く、約4800本のさくら並木は必見の美しさです!桜の時期には露店が並び、夜はライトアップされた夜桜を観賞できます。のんびりと桜の下を散策するのにぴったりのお花見スポットです。
大阪の桜の開花発表は今日もお預け…。マジック1で優勝できない野球チームのようなもどかしさを感じている方もいるかと思うので、大阪の桜の名所・毛馬桜之宮公園の満開の桜をどうぞ
(写真は2011年撮影) pic.twitter.com/HInzEDymzw— 京阪電車おでかけ情報【公式】 (@okeihan_net) 2015年3月25日
【場所】大阪府大阪市北区天満・他
【アクセス】JR「桜ノ宮駅」または「大阪城北詰駅」からすぐ
【料金】無料
全園で約3000本、西の丸庭園には約300本の桜が植えられています。西の丸庭園で桜の期間中に開催される「観桜ナイター」では、ぼんぼりに照らされた夜桜と、背後に見える天守閣の幽玄な情景を楽しむことができ、おすすめです。
西の丸庭園には、大阪の桜の「標本木」もありますよ。
【場所】大阪府大阪市中央区大阪城1
【アクセス】JR大阪環状線「大阪城公園前駅」からすぐ
【料金】西の丸庭園 350円(観桜ナイター開催期間中)
日本万国博覧会跡地に作られた公園で、約9種5500本の桜が植えられており、そのうち約2400本はソメイヨシノです。「日本さくらの名所100選」にも選ばれた桜の名所であり、園内には大型遊具や日本庭園もあって、家族連れでお花見に出かけても、一日中飽きません!
昨日は、万博記念公園へ花見に行ってきました🌸桜満開でめっちゃ綺麗でした💕☺️ pic.twitter.com/1CL4cpDHgC
— sakotan🍠 (@sakotanuritan) 2017年4月10日
【場所】大阪府吹田市千里万博公園1−1
【アクセス】大阪モノレール「万博記念公園駅」から徒歩5分
【料金】大人250円 小人70円
「日本の歴史公園100選」にも選ばれている大仙公園は、仁徳陵古墳と履中陵古墳のあいだに広がる広大な公園です。園の中央にある「どら池」周囲には約400本の桜が咲きます。児童の森や芝生の広場もあり、家族連れでピクニック気分でお花見できる、おすすめスポットです。
桜はいいなぁ😊
満開の桜見れるのも昨日で最後かな🌸#大仙公園 pic.twitter.com/SInv1CvarW— ゆっぴぃ⑅◡̈* (@kirakira_odasan) 2018年4月2日
【場所】大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2−204
【アクセス】JR阪和線「百舌鳥駅」から徒歩5分
【料金】無料
五月山は標高315.3mの山で、公園入り口から山頂の展望台まで、山のいたるところで桜を見ることができます。ハイキングコースや植物園、動物園などがあるので、家族で1日かけてゆっくりとお花見に出かけるのにおすすめです!
【場所】大阪府池田市綾羽2−5−33
【アクセス】阪急宝塚線「池田駅」から徒歩15分
阪神高速11号池田線「川西小花出口」から車ですぐ
【料金】無料
四天王寺は、聖徳太子が四天王を慰安する目的で建立された寺院といわれています。「極楽浄土の庭」のある本坊庭園では、約50本の桜を美しい庭園とともに眺めることができますよ。
「四天王寺の桜」
地元の桜はそろそろ終わりですがiPhoneのカメラロールは満開です笑
今日も良き1日をお過ごしください( ´ ▽ ` )ノ#写真好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/bVlPgQtQBu— wasabitool (@wasabitool) 2015年4月8日
【場所】大阪府大阪市天王寺区四天王寺1−11−18
【アクセス】天王寺駅から徒歩12分
【料金】庭園/大人300円 大学生以下200円
通称「ひらパー」で親しまれている遊園地、ひらかたパーク。園内ではソメイヨシノを中心に約300本の桜を見ることができます。桜の枝をかすめるように走るジェットコースターはスリル満点です!観覧車へと続く坂道は桜のトンネルのようになっており、乗る前からワクワクします。もちろん、観覧車から眺める桜もおすすめです。
今日、桜が満開となったひらかたパーク。https://t.co/csmsv2oVbq
桜の時期には、ジェットコースターに乗りながらお花見もできるんです。
(4月3日撮影)#ひらパー #お花見 #桜 #桜とる人おけいはん pic.twitter.com/wXYleLGvGF— 京阪電車おでかけ情報【公式】 (@okeihan_net) 2016年4月3日
【場所】大阪府枚方市枚方公園1−1
【アクセス】京阪電気鉄道「枚方公園駅」から徒歩3分
【料金】大人1400円 小人800円
約730本の桜が植えられている黒鳥山公園には、大きな運動公園・アスレチック・展望台などがあり、家族連れで訪れるにもぴったりです。園内ではバーベキューもできるので、お花見バーベキューを満喫してはいかがでしょうか。
【場所】大阪府和泉市黒鳥町4−531−1
【アクセス】JR阪和線 「和泉府中駅」からコミュニティーバス(めぐ〜る)阪和線ルート乗車〜「山荘」下車から徒歩5分
【料金】無料
大阪城に比べて比較的空いているので、お花見の穴場的スポットです。約170本の桜が咲き、夜にはぼんぼりも点灯され、屋台も並びます。天守閣が夜間開城されるので、そこからの眺めもおすすめです!「お城まつり」では、餅つき大会など、さまざまな催し物がありますよ。
たまたま近くに用があったので。意外とまだ桜散ってなかった∈( ˶´⚰︎`˵ )∋
岸和田城の桜https://t.co/vGhYja3LIV#桜 #春 #城 #大阪#iPhone越しの私の世界 #cherryblossoms #spring #castle #osaka pic.twitter.com/ZIz48NKYvE— nimo@自作カレンダー販売中 (@nimo_wiz) 2017年4月14日
【場所】大阪府岸和田市岸城9−1
【アクセス】岸和田駅から徒歩10分
【料金】天守閣/大人300円 中学生以下は無料
大阪には、広い公園でのんびりお花見したり、天守閣と桜の組み合わせを楽しんだり、遊園地で遊びながら桜を眺めたりと、さまざまな楽しみ方ができる場所がたくさんあります。
桜が咲き始めたら、いろいろな楽しみ方でお花見を満喫してくださいね!